宝塚月組公演「All for One ~ダルタニアンと太陽王~」

東京宝塚劇場に宝塚歌劇月組公演「All for One ~ダルタニアンと太陽王~」を観に行きました。

副題にもあるようにアレクサンドル・デュマの「三銃士」をベースにした、ダルタニアンと太陽王ルイ14世のロマンスを描いたコメディタッチのミュージカルです。





ダルタニアンとルイ14世のロマンス?・・というのも、この作品ではルイ14世が実は女性だったという設定になっています。

フランス国王の世継ぎとして生まれた子どもが双子で、双子は縁起が悪いと女の子の方を捨てるはずが、間違って男の子の方を捨ててしまい、女の子を男として偽って育ててきたという、何ともバカらしいところから始まる物語ですけど、アクションがありロマンスがあってハッピーエンドという、気楽に見ていられるミュージカルでした。

他愛のない話で、全体的に盛り上がりに欠けるような気もしましたが、観ていて神経を使わない物語も良いものです。

しかし最近、宝塚歌劇を観劇する男性ファンが増えてきたような気がします。

大劇場の方は昔から男性客がそれなりにいたらしいですけど、東京では以前は殆ど見かけなかったんですけどね・・・。





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