スター・ウォーズ/最後のジェダイ

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」をやっと観ました。

「スター・ウォーズ」シリーズもいよいよエピソード8となり、本編ではあと1作を残すのみ。1作目を観た時には20代だった私も60代になってしまった・・・。

前作で懐かしい顔ぶれが続々と登場しましたが、様々な事情から次作のエピソード9では新しい世代の物語になって行くんでしょうね。





シリーズ映画3部作の2作目というのは、どうしても中途半端な印象で始まり終わる事が多いように思いますけど、この作品は事前に何も調べずに観た事もあって、意外と怒涛の展開で驚きました。

宇宙戦闘シーンの迫力も、独特の映像美も、有無を言わせぬ展開の速さも相変わらずで面白かったですけど、ただ悪役の小粒感も強く感じました。

そもそも映画を観ているだけでは、帝国に勝利した反乱軍(共和国)がいつまで経っても反乱軍で、帝国をファースト・オーダーが継いでしまった経由もよく分からないし、色々とツッコミどころが多いのですけど、更に言えば私のようにずうっとスター・ウォーズを観続けて、それこそ何度も観返した人には分かっても、いきなりエピソード7とかこの作品とかを観た人にとっては、ストーリーは分かりづらいんじゃないかと思います。

もちろん9作も続けば、それは仕方がないことなんでしょうけど・・・。

この作品では、光と闇、善と悪、そうした極端な方向性の中でバランスの重要性、自分の出自を知りたくて悩む若きヒロインの葛藤、色々と描くテーマはあるのですが、どれも中途半端な感じを受けてしまいました。

スター・ウォーズはやっぱりこういうSF映画の中では特殊な地位にある映画ですので、期待値が高い分もっと出来たんじゃないのという気がしてしまいます。

でも間違いなく次作も観るし、観たいという気持ちにさせる映画ではあります。





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