京都に行く 伏見稲荷と東福寺、広隆寺



京都旅行の二日目、残念ながら天気が今ひとつ不安定でした。

嵐山の辺りに宿泊しましたので、朝早起きして天龍寺の竹林の辺りを散歩してきました。

朝早かったこと、天気がはっきりしなかったこともあって、この辺りは外国人観光客が多いと聞いていたのですけど、それほど多くはありませんでした。ただ、歩いている人はかなりの割合で日本人以外でしたね。

それでも7時を過ぎた辺りで人が多くなってきました。静かな竹林を大勢の人が歩いていては、興をそがれてしまいます。


野宮神社



竹林と野宮神社を参拝してから宿泊先に帰りましたが、静かな竹林に鶯の声を聞きながらの散歩は気持ちが良かったです。

宿に戻って朝食を摂った後は、まず伏見稲荷に行きました。

伏見稲荷神社 


ここは今、京都でも大人気のスポットだと言うことで、相当の混雑を覚悟していきましたが、もちろん混んではいましたが、東京の浅草だってこのくらいの混雑はあります。

意外と大した混雑じゃなかったなと思いました。

階段を登り続けるのはしんどかったので、途中までしか行きませんでしたが、上に行くほど観光客が少なくなるので、神秘的な雰囲気が強くなるような気がします。




 

伏見稲荷の次は、歩いて東福寺まで行きました。

東福寺 三門




東福寺は駅名にも使われていますし、大きくて由緒正しい寺院ですが、私は参観したのは初めてです。

これほど立派な寺院だとは知りませんでした。

庭園を見学しましたが季節的に今はまだ寂しい感じ、でも秋の東福寺の紅葉はさぞかしキレイでしょうね。









東福寺を参観した後は昼食を摂り、二条城に行きました。

二条城は中学の修学旅行以来ですが、あの頃とそれほど変わっていなかったような気がします。




石垣の感じなどは、あまり京都らしくなく、逆にそれが歴史を感じさせてくれます。

歩くと音がする鶯張りの廊下は、音が鳴るように意図されたものではないというのは知らなかった。(昔聞いたかもしれないけど、記憶にはありませんでした)






そして本日最後に訪れたのは、太秦の広隆寺です。

雨が降っていて残念でしたが、広隆寺参拝の目的は国宝第一号の弥勒菩薩半跏像に10年ぶりくらいにお目にかかることです。

広隆寺 山門


広隆寺は京福嵐山本線の太秦広隆寺駅の駅前にあって交通の便も良いし、多くの国宝や重要文化財がある名刹ですが、意外と空いていました。

以前参拝した時は太秦の映画村を見学したついでというか、そういう感じで参拝したのですが、その時もあまり人影がなく、素晴らしい弥勒菩薩半跏像をゆったりと見ていられましたが、今回もそれは同じでした。

霊宝殿には弥勒菩薩半跏像以外にも十二神将、不空羂索観音菩薩、千手観音の立像などがあり、仏像に興味がある方は訪れるべき寺院だと思います。

特に弥勒菩薩像は本当に素晴らしい 。

京都が混んでいるとは言っても、インスタ映えする観光地でなければ、それほどでもないような印象を受けました。
 








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