奈良・京都旅行(1日目)奈良の正倉院展

近鉄奈良駅前

奈良で開催されている正倉院展に合わせて、家内と奈良と京都に行ってきました。

早めに北関東の我が家を出て、京都に11時少し前に着く新幹線に乗り、京都から奈良へは近鉄で行きました。

奈良の正倉院展は大変な混雑だというので、当初は奈良で1泊して、朝一で並ぼうと話していましたが、休日の朝一よりも平日の昼間の方が空いていそうなので、奈良についたその日に観に行くことにします。


奈良国立博物館

奈良国立博物館で開催される「御即位記念 第71回正倉院展」は、10月26日 ~ 11月14日までと、それ程長い間開催されているわけでもないので、どうしても混雑するのは仕方がないようですが、やはり平日だとそれ程長時間並ばなくても入場できました。

館内も展示物に余裕を持たせているので、ゆったりと鑑賞することが出来ます。




東京の正倉院展でも思いましたが、螺鈿細工のものが当時は多かったような印象を受けました。1200年以上も前の物でも随分とキレイに残っているのが驚きです。

聖武天皇が履いたとされる衲御礼履(のうのごらいり)が、すごかったですね。

靴だと思うのですが随分と大きくて、やはり儀式用のものなのでしょう、歩きづらそうだなと変な感想を抱きましたが、しかしスエードの革の靴がこうして残されているのは素晴らしい。見入ってしまいます。

せっかく奈良国立博物館に行ったのですから、正倉院展だけではなく、なら仏像館にも寄って、他の展示物も鑑賞しました。

なら仏像館


展示されていた中国古代の銅器

なかなかの仏像が展示され、また中国古代の銅器が別室で展示されていましたが、紀元前20世紀とか言われると、???と思ってしまいます。

やはり中国というのは、何だかんだ言ってもすごい国です。


正倉院展を観たあとは、久しぶりに新薬師寺の十二神将を観ようと少し足を伸ばしました。

私が新薬師寺に行くのは、もう30年ぶりくらいです。

こっちかな?あっちかな?とブラブラしている途中に、志賀直哉の旧居がありました。知らなかった。


志賀直哉旧居

見学できるみたいですけど、時間もあまりなかったし、外からチラッと見ただけですが、こういう何気なく素敵なものがあるところが奈良の良いところです。

そしてたどり着いた新薬師寺。奈良国立博物館から30分くらい歩きましたかね。

新薬師寺

ここに初めて来たのは40年くらい前だと思いますけど、ともかくご本尊の薬師如来を囲むように配置された十二神将像に圧倒されて、以来何度か訪れていましたけど、しかし最後に来てから30年ほど過ぎています。

久しぶりの十二神将像とのご対面。やっぱり素晴らしいですねぇ。

奈良時代の塑像が、よくぞここまで完璧に残されていました。感動します。

新薬師寺はそれ程広いお寺ではないので、ゆったりと境内を見学して、宿泊するホテルに向かいました。

新薬師寺のパンフレット





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