奈良・京都旅行(3日目)金閣寺、龍安寺、仁和寺、広隆寺

奈良・京都旅行の3日目です。

宿泊先が嵐山の方でしたので、早起きして朝食前に嵐山の竹林まで散歩に行きました。

嵐山の竹林

休日の日中は大変な混雑だろうと思いますけど、朝早くに行けばそれ程の大混雑ではありません。但し散策されている方はいるので、全くの無人ということはありませんけどね。

また京福嵐山線の嵐電嵯峨駅近くに、陰陽師安倍晴明の墓所がありますので、そこにも寄りました。目立たない小さなお墓ですけど、かえって貴重な経験という気がします。


安倍晴明の墓所

朝食済ませてから、本日はまず金閣寺に行きました。

京福嵐山本線の北野白梅町駅まで行き、そこから京都市営バスに乗って金閣寺道バス停で下車すればすぐです。

北野白梅町駅まで行くのなら、北野天満宮も見学したかったのですけど、まぁ今回は北野天満宮には寄りませんでした。


金閣寺

金閣寺は拝観料が400円、京都でも人気の観光スポットで外国人観光客も大勢いました。

もちろん舎利殿金閣はとても見事ですけど、舎利殿を中心とした庭園をぐるりと一周してお終いなので、拝観というよりも見学ですね。

金閣寺の次は、金閣寺から徒歩で龍安寺まで歩きました。

枯山水の石庭で有名な禅寺の龍安寺も外国人観光客が多く、多くの方が廊下に腰掛けて石庭を眺めています。

人が多いのが残念ではありますけど、石庭をぼんやりと眺めている時間は、なにやらとても贅沢な時間という気がします。

石庭自体は龍安寺以外にも多くありますけど、龍安寺の石庭はどこか他所の寺院とは違った雰囲気がありますね。


龍安寺の石庭


龍安寺 臥竜梅の襖絵のある部屋

龍安寺の次は仁和寺に向かいます。金閣寺→龍安寺→仁和寺という散歩コースは何年か前にも歩きました。

以前は金閣寺以外はもっと空いていたように思います。

御室の桜で有名な真言宗御室派の総本山仁和寺は、ちょうど観音堂修復落慶記念として、特別内拝の最中でした。

御殿・観音堂・霊宝館の共通拝観券が1800円ですが、落慶記念のパンフレットや御守り・散華・ポストカードなどの記念品付きでした。

 
仁和寺の二王門

まずは御殿に上がり、書院などを見学しました。この仁和寺の御殿だけでもいくつかの建物があり、庭園があって、一つの寺院のような広さです。


本坊表門


御殿に飾ってあった千手観音と不動様の幕




仁和寺御殿の北庭

御殿を見学して、御室会館で昼食を頂き、霊宝館で仁和寺の宝物を観てから、観音堂を拝観しました。

修復した仁和寺の観音堂

観音堂は仁和寺の僧が修行する場ということで、通常は一般人が見学することはない、というよりも修行僧以外は仁和寺の僧であっても立ち入らないようですが、370年ぶりだかの修復工事を行った記念ということで、特別に観音堂内部の公開を期間限定で行っています。

観音堂に入る前と、入ってからも、お坊さんの説明があって、とても貴重な経験をさせていただきました。

こういう特別な機会に参拝できて本当に良かったです。

仁和寺を参拝した後は京福線に乗り、太秦の広隆寺に行きました。


広隆寺楼門

広隆寺を訪れたらまず行くのは霊宝館で、こちらで国宝の木造弥勒菩薩半跏像をお参りします。

国宝彫刻の部第一号という弥勒菩薩半跏像は、やはりとても素晴らしいものです。しかもそれ程混雑していないので、ゆっくりと参拝できます。

広隆寺の霊宝館の仏像は、弥勒菩薩像以外にも十二神将像や千手観音像、不空羂索観音像など、どれも素晴らしくて、あの場所は特別な空間という気がします。

広隆寺を拝観した後は宿に戻り、ゆったりとして一日が終わりました。





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