「大浮世絵展」

両国の江戸東京博物館に特別展「大浮世絵展―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演」を観に行きました。



展示されている作品が、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳という人気ある浮世絵師5人の有名な作品で、展示されている作品数も多かったので、とても見ごたえのある浮世絵展でした。

歌麿の江戸町娘を中心とした美人画、写楽の歌舞伎役者絵、北斎の富嶽三十六景などの風景画、広重の東海道五十三次などの風景画、国芳の武者絵などの奇想の不思議絵。

私の好みとしては北斎や広重なんですけど、でも5人の浮世絵師の個性がそれぞれ際立っていて、こうして観るとやっぱりすごいですね。


大浮世絵展を観終えてから、常設展も見学しました。

江戸東京博物館に行ったのも久しぶりで、展示が少し変わっていました。





中村座の前で、夢からくり一座がからくり人形の実演会をしていましたが、昔ながらの機械仕掛けの人形たちが見事でした。

四本の矢を次々と射る弓射り童子、それが大型になった弓射武者人形、微妙な動きが江戸の風雅さを感じさせる手品人形、達筆なだけでなく絵までも書ける文字書き人形など、からくり人形を堪能しました。





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