以前からリタイアしたら、お遍路さんをやりたいと思っていますけど、世間では同じようなことを考える方が沢山いるようで、今お遍路さんは静かなブームのようです。
家内に一緒にお遍路さんになろうかと誘いましたが、お遍路さんは遠慮するそうで、まぁ歩いて四国を一周するようなものですから無理からぬことです。
そこで練習と言うわけでもないけど、まずは関東の霊場巡りをするのはどうかなと、坂東三十三ヶ所観音霊場巡りをしようかと誘ったところ、面白そうだとなり、まだ私もリタイアした訳ではないので、3年くらいかけて電車とバスと歩きを利用して、ゆったりと廻ろうかと言うことになりました。
そういう話をしたのが昨年の事、それから中々機会が無かったのですけど、5月も中旬になって、ついに出かけてきました。
まず最初だけは第一番札所に行きたいと思っていましたので、第一番から第四番までは鎌倉近辺にあるので、鎌倉に出かけました。
●第一番札所 大蔵山 杉本寺 鎌倉駅から徒歩約20分 拝観料 200円
とても落ち着いた雰囲気を感じるお寺で、訪れる方も結構いたのですけど、観光に来ているというよりも願掛けに来ている方が多かったような気がします。
茅葺き屋根の厳かな佇まいの本堂に入り、ご本尊や一体一体の仏様に手を合わせると、お参りに来ているんだという気持ちが強くなって、敬虔な気分でなんとなく信心がよみがえってくるような、そういう雰囲気を持つお寺でした。
それ程広い境内では有りませんけど、天平6年(734)に光明皇后の寄進により行基が開いたと伝えられる鎌倉で一番古いお寺と言う格式が感じられて、一番札所にふさわしい厳かな佇まいを感じさせるお寺と言う気がします。
●第三番札所 祇園山 安養院 拝観料 100円
杉本寺からテクテクと歩いて、三番札所の安養院まで30分くらい歩きましたかね。途中道が狭い割にはクルマの往来が激しいところがあって、ちょっと注意しながら歩かないと怖い。あそこは東京だったら一方通行になるんじゃないでしょうか。
安養院は街中に有る普通のお寺さんという感じで、正直あまり歴史を感じるような雰囲気は無かったです。ボケーっとしていると見過ごして通り過ぎてしまうかも知れません。
丁度本堂では法事が行われていて、それもあって普通のお寺と言う風に感じたのでしょうか。
ただ境内に有る樹齢700年という槙の木が立派でした。
●第四番札所 海光山 長谷寺 拝観料 300円
安養院から又歩いて長谷寺に行きます。
長谷寺は言わずと知れた、鎌倉でも一二を争う観光名所としても知られている名刹で、安養院と比べると全く雰囲気が変わるのが面白い。
天気が良い土曜日と有って、観光客でとても込んでいました。紫陽花の時期に行ったら相当すごいでしょうね。
商店街(?)の出店が沢山出て賑わっていましたので、疲れていたことでも有るし、ここでお昼を戴きました。あじさい弁当とカバブ。それに麩饅頭を食べたけど、それなりのお店で食事を摂ろうと思っていたので、かなり安上がりでした。
近くに有る大仏さまに寄り道して、イタリアン・ジェラードなんかを食べてから次に向かいます。
●第二番札所 海雲山 岩殿寺 拝観料 100円
本日最後にお参りしたのが、逗子駅から徒歩20分弱の岩殿寺です。
さすがに長谷寺から歩いていく気力は有りませんので、鎌倉駅に出てJRで一駅の逗子駅まで行きました。
逗子というと、私が子供のころには海水浴場で有名なところでしたけど、最近ではどうなんでしょうか。あまり人が泳ぐというイメージは有りませんね。
岩殿寺は有る意味、今回のお参りで一番私たち夫婦が驚いたところ。こんな所にお寺なんか有るのかしらというような狭い住宅街を抜けていくと、山道が現れておおっと思うようなお寺。山寺と言う程山奥に有るわけではないのに、とても奥の方に行った感じがして、また参拝される方と殆ど出会わなかったのが印象的でした。
奥の院はとても古くて由緒正しそうですが、荒れた感じもします。高台から眺める展望が素敵でした。
普段歩く習慣が少ないので、とても疲れましたが、有意義な一日を過ごせた事に感謝。
家内は鎌倉名物鳩サブレを買って返る積もりだったのですけど、逗子は観光地ではなくて土産物屋などはなし。まぁ仕方がないですね。修行ですしね。
さて、今度はいつ頃出かけましょうか。
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→ 坂東三十三ヶ所観音霊場巡り 十三番~十四番
→ 坂東三十三ヶ所観音霊場巡り 十二番
→ 坂東三十三ヶ所霊場巡り 二十九番
家内に一緒にお遍路さんになろうかと誘いましたが、お遍路さんは遠慮するそうで、まぁ歩いて四国を一周するようなものですから無理からぬことです。
そこで練習と言うわけでもないけど、まずは関東の霊場巡りをするのはどうかなと、坂東三十三ヶ所観音霊場巡りをしようかと誘ったところ、面白そうだとなり、まだ私もリタイアした訳ではないので、3年くらいかけて電車とバスと歩きを利用して、ゆったりと廻ろうかと言うことになりました。
そういう話をしたのが昨年の事、それから中々機会が無かったのですけど、5月も中旬になって、ついに出かけてきました。
まず最初だけは第一番札所に行きたいと思っていましたので、第一番から第四番までは鎌倉近辺にあるので、鎌倉に出かけました。
●第一番札所 大蔵山 杉本寺 鎌倉駅から徒歩約20分 拝観料 200円
とても落ち着いた雰囲気を感じるお寺で、訪れる方も結構いたのですけど、観光に来ているというよりも願掛けに来ている方が多かったような気がします。
茅葺き屋根の厳かな佇まいの本堂に入り、ご本尊や一体一体の仏様に手を合わせると、お参りに来ているんだという気持ちが強くなって、敬虔な気分でなんとなく信心がよみがえってくるような、そういう雰囲気を持つお寺でした。
それ程広い境内では有りませんけど、天平6年(734)に光明皇后の寄進により行基が開いたと伝えられる鎌倉で一番古いお寺と言う格式が感じられて、一番札所にふさわしい厳かな佇まいを感じさせるお寺と言う気がします。
●第三番札所 祇園山 安養院 拝観料 100円
杉本寺からテクテクと歩いて、三番札所の安養院まで30分くらい歩きましたかね。途中道が狭い割にはクルマの往来が激しいところがあって、ちょっと注意しながら歩かないと怖い。あそこは東京だったら一方通行になるんじゃないでしょうか。
安養院は街中に有る普通のお寺さんという感じで、正直あまり歴史を感じるような雰囲気は無かったです。ボケーっとしていると見過ごして通り過ぎてしまうかも知れません。
丁度本堂では法事が行われていて、それもあって普通のお寺と言う風に感じたのでしょうか。
ただ境内に有る樹齢700年という槙の木が立派でした。
●第四番札所 海光山 長谷寺 拝観料 300円
安養院から又歩いて長谷寺に行きます。
長谷寺は言わずと知れた、鎌倉でも一二を争う観光名所としても知られている名刹で、安養院と比べると全く雰囲気が変わるのが面白い。
天気が良い土曜日と有って、観光客でとても込んでいました。紫陽花の時期に行ったら相当すごいでしょうね。
商店街(?)の出店が沢山出て賑わっていましたので、疲れていたことでも有るし、ここでお昼を戴きました。あじさい弁当とカバブ。それに麩饅頭を食べたけど、それなりのお店で食事を摂ろうと思っていたので、かなり安上がりでした。
近くに有る大仏さまに寄り道して、イタリアン・ジェラードなんかを食べてから次に向かいます。
●第二番札所 海雲山 岩殿寺 拝観料 100円
本日最後にお参りしたのが、逗子駅から徒歩20分弱の岩殿寺です。
さすがに長谷寺から歩いていく気力は有りませんので、鎌倉駅に出てJRで一駅の逗子駅まで行きました。
逗子というと、私が子供のころには海水浴場で有名なところでしたけど、最近ではどうなんでしょうか。あまり人が泳ぐというイメージは有りませんね。
岩殿寺は有る意味、今回のお参りで一番私たち夫婦が驚いたところ。こんな所にお寺なんか有るのかしらというような狭い住宅街を抜けていくと、山道が現れておおっと思うようなお寺。山寺と言う程山奥に有るわけではないのに、とても奥の方に行った感じがして、また参拝される方と殆ど出会わなかったのが印象的でした。
奥の院はとても古くて由緒正しそうですが、荒れた感じもします。高台から眺める展望が素敵でした。
普段歩く習慣が少ないので、とても疲れましたが、有意義な一日を過ごせた事に感謝。
家内は鎌倉名物鳩サブレを買って返る積もりだったのですけど、逗子は観光地ではなくて土産物屋などはなし。まぁ仕方がないですね。修行ですしね。
さて、今度はいつ頃出かけましょうか。
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