前回出かけてから大分間が空いてしまいましたが、やっと坂東三十三ヶ所観音霊場巡りの続きをすることにしました。
前回のブログはこちら → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 一番~四番
今回は神奈川県にある第五番札所から第八番札所を電車・バス・徒歩で回りました。
●第五番札所 飯泉山 勝福寺 拝観料 なし
JR東海道線の鴨宮駅から徒歩で約25分くらいかけて行きました。住宅街の中を歩いていきますけど、あまり高い建物もなく少し懐かしい気がする街並みです。遠くに富士山が見えるのが何かうれしい。
勝福寺は弓削道境が天平勝宝五年(753年)に開山したと言うお寺で、なかなか境内が広くて立派なお寺でした。ご本尊は十一面観音をお祀りしています。
若かりし頃の二宮尊徳がこのお寺でお経を聞いて深く感ずるものが有ったと言う言い伝えに基づいて二宮金次郎が本尊を礼拝している像が有ったり、重要文化財の龍頭の手水鉢など、由緒正しい古刹という雰囲気を感じさせる寺院です。
朝も早く出かけたので、お寺の中もあまり人気がなく空いていて気持ちが良かった。
●第七番札所 金目山 光明寺 拝観料 なし
勝福寺をお参りした後は、鴨宮まで歩いて戻り東海道線で平塚へ。平塚から金目川を横手に見ながら走る金目行のバスに乗り、およそ25分くらいの金目駅バス停で下車、徒歩5分くらいで七番札所の光明寺に着きました。
道儀上人が大宝二年(702年)に創立したと言う由緒正しいお寺で、山門には仁王像と大きな草鞋が飾ってあります。本堂の前に幟が沢山立っていて賑やかな雰囲気がします。
朱印をいただいて門の方に戻る途中に水琴窟があることに気が付きました。水琴窟って実物を見るのは初めてです。
竹筒に耳を近づけると、確かに琴のような鉄器の風鈴のような音が聞こえてきます。ちょっと感動しました。
光明寺は全体的にこじんまりした感じで、そこが私はとても気に入りました。また手水場に真新しいタオルが用意されていたのも、ずいぶんと気配りのあるお寺さんだと感心しました。
●第六番札所 飯上山 長谷寺 拝観料 なし
光明寺をお参りした後は金目駅バス停まで戻って秦野駅行きのバスで小田急線秦野駅まで向かいます。次に向かうのは第六番札所の長谷寺。
秦野から本厚木まで小田急に乗り、本厚木から5番のバス乗り場で宮ヶ瀬行きのバスに約30分乗って飯山観音前バス停で下車。ここから長谷寺まで歩きます。
これから行く長谷寺は大分奥まったところにあるらしいので、昼食が出来ないと面倒だと思い本厚木で昼食をとってから来たのですけど、結果的には山門前にうどん屋がありました。折角普段出かけないような所に来ているのだから、こちらで食事すれば良かった。チョット残念。
バス停から山門までは5分強と言ったところでしょうか。しかし山門から見上げると先が見えない階段・・・。
昔ならいざ知らず、近頃歩くことが少ないのでこれが実にキツクて、途中で息が切れて夫婦揃ってゼェゼェハァハァと言いながら、何とか登りきりました。
長谷寺(飯山観音)では、まずは仁王像が出迎えてくれます。この仁王門を抜けてしばらく行くとやっと本堂が見えてきます。
何でも源頼朝が造成させたのが始まりといわれ、神亀二年(725)創立の長谷寺は十一面観世音菩薩をお祀りしています。本堂の中では十一面観音さまと大黒さま、役の行者の像が安置されていました。
長谷寺は山にあるお寺らしい閑静な佇まいが、気持ちを落ち着かせてくれるようなお寺で、お参りした時にはここまで来させて頂き有難うございました、というような気持ちになりました。
それにしても上りはしんどかったけど、下りは楽だったのが有り難い。
●第八番札所 妙法山 星谷寺 拝観料 なし
本日の最後の参拝は小田急線座間駅から徒歩で5分くらいの場所に有る星谷寺です。バスで本厚木まで戻り小田急線で座間へ行きます。
まずは立派な仁王像がお迎えしてくれます。
星谷寺はいかにも町の中にあるという雰囲気のこざっぱりしたお寺で、ご本尊は聖観世音菩薩をお祀りしています。
星谷寺の七不思議とかあるらしいのですけど、案内図がちょっと分かりづらかったですね。
コンパクトな境内に色々なものが有ったような印象でした。
しかし巡礼という程ではないものの、こういうお寺を巡る旅も良いものです。33箇所全て回るのは無理にしても、今年は何度かお参りを続けたいと思います。
次のブログ
→ 坂東三十三ヶ所観音霊場巡り 九番~十一番
→ 坂東三十三ヶ所観音霊場巡り 十三番~十四番
→ 坂東三十三ヶ所観音霊場巡り 十二番
→ 坂東三十三ヶ所霊場巡り 二十九番
前回のブログはこちら → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 一番~四番
今回は神奈川県にある第五番札所から第八番札所を電車・バス・徒歩で回りました。
●第五番札所 飯泉山 勝福寺 拝観料 なし
JR東海道線の鴨宮駅から徒歩で約25分くらいかけて行きました。住宅街の中を歩いていきますけど、あまり高い建物もなく少し懐かしい気がする街並みです。遠くに富士山が見えるのが何かうれしい。
勝福寺は弓削道境が天平勝宝五年(753年)に開山したと言うお寺で、なかなか境内が広くて立派なお寺でした。ご本尊は十一面観音をお祀りしています。
若かりし頃の二宮尊徳がこのお寺でお経を聞いて深く感ずるものが有ったと言う言い伝えに基づいて二宮金次郎が本尊を礼拝している像が有ったり、重要文化財の龍頭の手水鉢など、由緒正しい古刹という雰囲気を感じさせる寺院です。
朝も早く出かけたので、お寺の中もあまり人気がなく空いていて気持ちが良かった。
●第七番札所 金目山 光明寺 拝観料 なし
勝福寺をお参りした後は、鴨宮まで歩いて戻り東海道線で平塚へ。平塚から金目川を横手に見ながら走る金目行のバスに乗り、およそ25分くらいの金目駅バス停で下車、徒歩5分くらいで七番札所の光明寺に着きました。
道儀上人が大宝二年(702年)に創立したと言う由緒正しいお寺で、山門には仁王像と大きな草鞋が飾ってあります。本堂の前に幟が沢山立っていて賑やかな雰囲気がします。
朱印をいただいて門の方に戻る途中に水琴窟があることに気が付きました。水琴窟って実物を見るのは初めてです。
竹筒に耳を近づけると、確かに琴のような鉄器の風鈴のような音が聞こえてきます。ちょっと感動しました。
光明寺は全体的にこじんまりした感じで、そこが私はとても気に入りました。また手水場に真新しいタオルが用意されていたのも、ずいぶんと気配りのあるお寺さんだと感心しました。
●第六番札所 飯上山 長谷寺 拝観料 なし
光明寺をお参りした後は金目駅バス停まで戻って秦野駅行きのバスで小田急線秦野駅まで向かいます。次に向かうのは第六番札所の長谷寺。
秦野から本厚木まで小田急に乗り、本厚木から5番のバス乗り場で宮ヶ瀬行きのバスに約30分乗って飯山観音前バス停で下車。ここから長谷寺まで歩きます。
これから行く長谷寺は大分奥まったところにあるらしいので、昼食が出来ないと面倒だと思い本厚木で昼食をとってから来たのですけど、結果的には山門前にうどん屋がありました。折角普段出かけないような所に来ているのだから、こちらで食事すれば良かった。チョット残念。
バス停から山門までは5分強と言ったところでしょうか。しかし山門から見上げると先が見えない階段・・・。
昔ならいざ知らず、近頃歩くことが少ないのでこれが実にキツクて、途中で息が切れて夫婦揃ってゼェゼェハァハァと言いながら、何とか登りきりました。
長谷寺(飯山観音)では、まずは仁王像が出迎えてくれます。この仁王門を抜けてしばらく行くとやっと本堂が見えてきます。
何でも源頼朝が造成させたのが始まりといわれ、神亀二年(725)創立の長谷寺は十一面観世音菩薩をお祀りしています。本堂の中では十一面観音さまと大黒さま、役の行者の像が安置されていました。
長谷寺は山にあるお寺らしい閑静な佇まいが、気持ちを落ち着かせてくれるようなお寺で、お参りした時にはここまで来させて頂き有難うございました、というような気持ちになりました。
それにしても上りはしんどかったけど、下りは楽だったのが有り難い。
●第八番札所 妙法山 星谷寺 拝観料 なし
本日の最後の参拝は小田急線座間駅から徒歩で5分くらいの場所に有る星谷寺です。バスで本厚木まで戻り小田急線で座間へ行きます。
まずは立派な仁王像がお迎えしてくれます。
星谷寺はいかにも町の中にあるという雰囲気のこざっぱりしたお寺で、ご本尊は聖観世音菩薩をお祀りしています。
星谷寺の七不思議とかあるらしいのですけど、案内図がちょっと分かりづらかったですね。
コンパクトな境内に色々なものが有ったような印象でした。
しかし巡礼という程ではないものの、こういうお寺を巡る旅も良いものです。33箇所全て回るのは無理にしても、今年は何度かお参りを続けたいと思います。
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