坂東三十三ヶ所観音霊場巡り その9

 先週に続いて坂東三十三ヶ所観音霊場巡り、今回は日光の中善寺湖畔の十八番札所、日光山中禅寺(立木観音)に家内と二人で参拝しました。

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●第十八番札所 日光山中禅寺 拝観料 500円

 東武線の乗車駅で割安感のある「まるごと日光 東武フリーパス」を購入して東武日光へ。東武日光駅前から8:16発中禅寺温泉行きの東武バスに乗り、いろは坂を通って中禅寺湖に行きました。途中のバス停でリュックを背負ったシニアの方々がかなりの人数乗ってきます。皆さんお元気そうで結構ですね。竜頭の滝の方はそろそろ紅葉が始まっているらしいですけど、中禅寺湖のあたりはまだのようです。紅葉の季節の混雑は未だのようでした。

 バス停から中禅寺まで歩きます。風が強くて肌寒かったですが、およそ10分くらい歩くと中禅寺の山門が見えてきました。


 拝観料が500円で、鎌倉のお寺以来久しぶりに拝観料がかかりましたが、中禅寺は檀家のいない祈祷を主に行うお寺だそうで、だとすると最近の世相では運営も厳しいと思いますし、拝観料がかかるのは仕方がないでしょう。



 本堂には何人か拝観希望者が集まってから、お坊さんが案内してくれます。ご本尊の立木観音の由来など丁寧に説明してくれますが、一方で当山で護摩を焚いて祈祷した貴重なお守りのセールスなどもされて、何やら観光地という感じ。


ちなみに当日は中禅寺をお参りした後で東照宮などもお参りしましたが、どこも同じような事をしていました。日光以外ではこういった経験がなかったので、ちょっと可笑しかった。改修中のところが多かったので、費用を工面する必要が有るのかも知れません。商業主義といえばそんな感じもするけど、私個人としては面白かったですね。




 中禅寺のご本尊の十一面千手観音は、開山した勝道上人が立っている木を直接を彫って観音様を作られた事から、通称立木観音と呼ばれているそうで、今でも根の部分は残されているとのこと。そういう話を聞くとご利益がありそうな気がしてきます。

 
 中禅寺を参拝した後は、徒歩で華厳の滝まで行き、エレベーターに乗って滝を見学。随分と久しぶりに華厳の滝を見ました。エレベーターに乗るには530円かかります。



 
 昼食は家内がネットで調べた「タロー」という店で1600円の和風プレートランチを頂きました。旬の山の幸を使った食事は美味しかったです。舞茸の刺身というのは初めて食べました。












 
 
 折角日光まで来たので、三仏堂、東照宮、二荒山神社、大猷院と回って来ました。東照宮は本当に艶やかですねぇ。天気も良かったし楽しい一日を過ごせました。










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