2013年4月28日日曜日

映画「ヒステリア」

 映画「ヒステリア」を観ました。

 バイブレータ誕生秘話を描いた、イギリス映画の風味が強く感じられるユーモラスな実録ドラマ(本当なのかな?)。予想していた以上に面白かったです。


 ヴィクトリア朝のイギリス・ロンドン。先進的な治療を行いたい生真面目な青年医師グランビル(ヒュー・ダンシー)は、保守的な病院長の元では長続きせず、どの病院も短期間で馘首になってしまう。

 今度こそ気持ちを切り替えてと就職活動に邁進するものの、今までの経歴から彼を雇う病院は見つからない。そんなグランビルを雇ってくれたのは、婦人科の医師で上流階級の女性のヒステリー治療を専門に行なっているダリンプル(ジョナサン・プライス)だった。

 女性の秘所をマッサージすることでヒステリー治療を行うダリンプルの診療所は大繁盛。若くてハンサムなグランビルも人気を博し、ダリンプルの次女エミリー(フェリシティ・ジョーンズ)と婚約をするまでになるが、女性の自立を目指して福祉施設を運営するダリンプルの長女シャーロット(マギー・ギレンホール)に骨折した労働者階級の女性の治療を頼まれた事から、シャーロットの生き方に惹かれていく。

 そうした中、あまりに多くの女性の治療を続けた為、グランビルの腕は動きが鈍くなって治療に失敗し、ついに診療所を解雇されてしまう。


 大人の玩具誕生を描いた実話物語と聞いていましたが、どちらかというとメイン・テーマは男性に従属するものと考えられていた女性の自立の物語のようです。

 火の玉のような性格のシャーロットがふと見せる仕草はなかなか愛らしく、結婚はしたいけど対等なパートナーでなければイヤだという言葉が、この映画の主題を良く表せています。


 あまり評判になっていないけど、ユーモアがあって明るくて主張がハッキリしていて、面白い映画ですね。




2013年4月27日土曜日

映画「ジャックと天空の巨人」

 映画「ジャックと天空の巨人」を観ました。

 むかし、修道士たちが魔法の豆の木を植えたところ、それが巨大化して天空に伸びていき、天空から豆の木を伝わって巨人たちが降りてくる。巨人たちは国を荒らし人間を食べ多大な損害を与えたが、巨人の心臓から作った冠を持った王が彼らを従わせ狼藉を止め、巨人たちを天空に戻した上、豆の木を切り倒して地上に平和を戻した。

 ベッドの中でそんな説話を聞いている農家の少年ジャックと城の王女イザベルを映すところから物語が始まります。そしてその10年後、伯父に引き取られたジャック(ニコラス・ホルト)は馬を売りに城に行き、そこで平民に紛れて芝居を観ていた王女イザベル(エレノア・トムリンソン)と知り合います。折しも王女の婚約者ロデリック卿(スタンリー・トゥッチ)は古の豆の種と巨人を従わせる冠を王の墓から取り出し、巨人たちを使って王国を支配しようと計画を立てていた。


 あの「ジャックと豆の木」を下敷きにした大作ファンタジィ映画といったイメージを持って観に行きましたけど、もう少し込み入った粗筋で、迫力があってスペクタルなアクション・ファンタジィに仕上がっていて面白い娯楽作です。何だか観ていて進撃の巨人と天空の城ラピュタを連想してしまいました。 

 日本語吹き替え版の2D作品を観ましたが、日本語吹き替え版だと会話が子供っぽい印象がして、ここが少し残念。あとラストが現代のイギリスに繋がっていって、素直に異世界ファンタジィで終わらせた方が良かったように思います。

 
 でもこういう作品は私は結構好きです。