2012年10月27日土曜日

推理作家ポー 最期の5日間

「推理作家ポー 最期の5日間」を観ました。

 R15指定でしたが、確かにそんな場面が一部にありました。グロい・・・という程でもないけど、ちょっとあの場面はどうなんだろう。


 1849年のアメリカ・ボルチモア。密室状態の部屋の中で母親と娘が惨殺されるという猟奇殺人事件が発生する。事件を担当する警視正フィールズ(ルーク・エヴァンス)は、売れない詩人・作家で評論家のエドガー・アラン・ポー(ジョン・キューザック)が過去に書いた推理小説を模した事件だと考えポーを警察に呼び出す。

 更にポーとライバルの評論家がポーの小説と同様に大鎌で殺され、ポーの恋人エミリー(アリス・イヴ)が誘拐された事から、ポーは事件究明の為に警察に協力するようになるのだが・・・。


 有名作家を主人公にしたサイコ・サスペンスで案外と面白かったです。ポーの作品というと私は「モルグ街の殺人」や「黒猫」を随分と昔に読んだきり、熱心な読者でないので作品を真似た殺人事件といってもピンと来ませんが、映画では上手くまとめています。

 ポー役のジョン・キューザックが、格好良い割には少しボーっとした雰囲気を出していて、スパーマンのような推理力を発揮するでもなく、ウロウロしているだけなのが却って良かった。



2012年10月21日日曜日

宝塚歌劇宙組公演「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」

東京宝塚劇場に宝塚歌劇宙組公演「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」を観に行きました。

田中芳樹の原作SF小説をミュージカル化した作品。私は読んだことはありませんけど、確かけっこう長いシリーズ物でアニメ化されていたかと思います。

壮大な叙事詩という印象があったので、そんな作品が宝塚の舞台に合うのかと思っていましたが、これが案外と分かりやすく描かれていて面白かったです。

人類が銀河系に進出した遠い未来が舞台。皇帝が支配する貴族社会の銀河帝国と選挙により選ばれた議員による共和制が主体の自由惑星同盟が敵対する中で、下級貴族出身の帝国軍の将ラインハルト・フォン・ローエングラムが権力を掌握していく様を描いたスペースドラマです。

帝国内の宮廷絵巻的な感じが宝塚に合った雰囲気でした。ラインハルトの金髪・長髪でマントを翻したスタイルがエリザベートのトートみたいだと家内が妙に気に入っていましたが、確かにそんな感じ。ああいう格好が似合っていました。



観劇とは直接関係ないけど、昨晩放映された「嵐」の番組に、宙組の皆さんが出演していて、けっこう笑えましたね。

宝塚歌劇「愛するには短すぎる」

宝塚歌劇月組さいたま公演「愛するには短すぎる/ヒート オン ビート」の観劇で、南浦和のさいたま市文化センターに行きました。

瀬奈じゅんが退団して以来、お気に入りが減った家内が久しぶりにお気に入りになったらしい月組の龍真咲と美弥るりかが出演しているということでチケットを手配していました。


私も劇もショーも昔観たことがあると思いますが、よく覚えていない。


「愛するには短すぎる」は如何にも昔の宝塚風のお話という感じ。何だか正直言って起伏があまりなくて、ダラダラしているような・・・。

幼馴染の男と女がロンドンからニューヨークに向かう客船の中で再会する。

男は裕福な家庭の養子として育ち、非の打ち所のない良家のお嬢さんとの婚約が決まっている。女は客船のショーガールだが、この航海が終わったら生まれ故郷に戻って母親と一緒に暮らす積りでいる。

幼い頃に大きくなったら結婚しようなんて話した二人が、大人になって再会してお互いが気になりだすという話を船内で起こる盗難事件を絡めて描いています。


「ヒート オン ビート」 は宝塚のショーらしい華やかさがありました。大階段もなくやや狭いホールで、人数も地方公演の人数でどうかなと思いましたけど、まとまっていた感じで良かったです。


2012年10月14日日曜日

坂東三十三ヶ所観音霊場巡り その9

 先週に続いて坂東三十三ヶ所観音霊場巡り、今回は日光の中善寺湖畔の十八番札所、日光山中禅寺(立木観音)に家内と二人で参拝しました。

 前回までのブログはこちら
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 一番~四番
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 五番~八番
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 九番~十一番
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 十三番~十四番
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 十二番
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 二十九番
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 十五番~十六番
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 十七番


●第十八番札所 日光山中禅寺 拝観料 500円

 東武線の乗車駅で割安感のある「まるごと日光 東武フリーパス」を購入して東武日光へ。東武日光駅前から8:16発中禅寺温泉行きの東武バスに乗り、いろは坂を通って中禅寺湖に行きました。途中のバス停でリュックを背負ったシニアの方々がかなりの人数乗ってきます。皆さんお元気そうで結構ですね。竜頭の滝の方はそろそろ紅葉が始まっているらしいですけど、中禅寺湖のあたりはまだのようです。紅葉の季節の混雑は未だのようでした。

 バス停から中禅寺まで歩きます。風が強くて肌寒かったですが、およそ10分くらい歩くと中禅寺の山門が見えてきました。


 拝観料が500円で、鎌倉のお寺以来久しぶりに拝観料がかかりましたが、中禅寺は檀家のいない祈祷を主に行うお寺だそうで、だとすると最近の世相では運営も厳しいと思いますし、拝観料がかかるのは仕方がないでしょう。



 本堂には何人か拝観希望者が集まってから、お坊さんが案内してくれます。ご本尊の立木観音の由来など丁寧に説明してくれますが、一方で当山で護摩を焚いて祈祷した貴重なお守りのセールスなどもされて、何やら観光地という感じ。


ちなみに当日は中禅寺をお参りした後で東照宮などもお参りしましたが、どこも同じような事をしていました。日光以外ではこういった経験がなかったので、ちょっと可笑しかった。改修中のところが多かったので、費用を工面する必要が有るのかも知れません。商業主義といえばそんな感じもするけど、私個人としては面白かったですね。




 中禅寺のご本尊の十一面千手観音は、開山した勝道上人が立っている木を直接を彫って観音様を作られた事から、通称立木観音と呼ばれているそうで、今でも根の部分は残されているとのこと。そういう話を聞くとご利益がありそうな気がしてきます。

 
 中禅寺を参拝した後は、徒歩で華厳の滝まで行き、エレベーターに乗って滝を見学。随分と久しぶりに華厳の滝を見ました。エレベーターに乗るには530円かかります。



 
 昼食は家内がネットで調べた「タロー」という店で1600円の和風プレートランチを頂きました。旬の山の幸を使った食事は美味しかったです。舞茸の刺身というのは初めて食べました。












 
 
 折角日光まで来たので、三仏堂、東照宮、二荒山神社、大猷院と回って来ました。東照宮は本当に艶やかですねぇ。天気も良かったし楽しい一日を過ごせました。










2012年10月6日土曜日

坂東三十三ヶ所観音霊場巡り その8

 1年ぶりに坂東三十三ヶ所観音霊場巡りに出かけました。

 東京・神奈川・埼玉・群馬は終わりましたので、これから栃木県の霊場になりますが、今回は栃木市にある十七番札所の出流山満願寺(出流観音)に家内と二人で参拝しました。

 前回までのブログはこちら
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 一番~四番
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 五番~八番
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 九番~十一番
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 十三番~十四番
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 十二番
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 二十九番
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 十五番~十六番


●第十七番札所 出流山満願寺 拝観料 なし

 東武日光線の栃木駅北口のバス停から8:45発出流観音行きのふれあいバスに乗って、およそ50分くらいで、終点出流観音に着きます。料金は300円。小一時間バスに乗って山道を行く割に実に安い料金です。バス停から5分くらい参道を歩くと出流観音の山門が見えてきます。



 この山門がなかなか風情があって、屋根こそ茅葺から葺き替えられていますが、足利時代のものだという仁王像など迫力があって素晴らしいです。






 山門をくぐり広い境内を進むと階段を昇った先に本堂が見えてきます。


 出流観音に着いたのが比較的早い時間でしたのでそれ程混んでいませんでした。

  まずは本堂でお参りを済ませます。

 せっかく来たことだし、今日はここを参拝するだけでしたから、奥の院に行って見ることにします。但し奥の院に行くには拝観料が300円かかります。

 徒歩15分とありましたけど、正直体力のない私たち夫婦にはキツかったですね。20分以上かけてゆったりと歩きましたが、私など汗だくになってしまいました。但し奥の院は苦労して行った価値がありました。







 山道をせっせと昇って行くと、大悲の滝に行きつき、そこから見上げると舞台の上にある奥の院の姿が見えます。いや~、あそこまで登るのかと思いましたが、これも修行です。少し休んでから登りました。人が少なくて良かった。混んでいたらさぞかし他人の迷惑だったことでしょう。


  奥の院にある鍾乳石で自然に作られたという十一面観音像は、観音像という印象こそ受けませんでしたが、ともかく立派で素晴らしいものでした。見ているだけで厳かな気持ちになります。

 息を切らしながらお参りした甲斐があったというものです。
 何でもこの観音様には安産や子授けのご利益があるそうです。


 奥の院からの帰りは幸いなことに下り坂ですから、楽に進めてホッとしました。


  奥の院から戻って本堂を見ると、ご住職が護摩供養をしていました。 実際に炎が上がっているのを初めて見ました。迫力がありますね。

  出流観音は思ったよりも立派なお寺さんで、正直驚きました。それに落ち着いたとても気持ちのよい所ですね。また出流観音の参道の近くは、お蕎麦屋さんが沢山あります。せっかくですから、昼食はここで美味しい蕎麦を頂きました。

 


 栃木も良い所ですね。蔵の街ということで市街地は趣きのある観光地になっているようですし、バスで出流観音に向かう途中の景色も良かったし、また出流観音近くには石灰工場があって、削られた山肌に近代日本の歩んできた道などを連想します。

 また行ってみたいと思いました。