2008年7月26日土曜日

「ザ・マジックアワー」を観ました。大笑い。

 三谷幸喜監督作品「ザ・マジックアワー」を観ました。

 町の暗黒界のボス天塩幸之助(西田敏行)の愛人高千穂マリ(深津絵里)に手を出してしまった天塩の手下でホテルの支配人をしている備後登(妻夫木聡)が、けじめをつけられてセメント付けで海に投げ込まれる寸前に、口からでまかせに天塩が探している正体不明で伝説の殺し屋「デラ富樫」を知っていると言った事で、「デラ富樫」を連れて来れば助かることになる。

 しかし探す相手は謎の殺し屋。にっちもさっちも行かなくなった備後は、無名の俳優村田大樹(佐藤浩市)を映画撮影だと騙して雇い、「デラ富樫」だとして天塩の前に連れて行く。

 勘違いと思い込みが生む可笑しな行き違いの、洒落たコメディ映画でした。佐藤浩市と西田敏行という達者な役者の演技とセリフが笑いを生みます。

 そんなことある訳無いじゃない、なんて野暮な事は言わずに、素直にコメディを楽しめば良い作品です。笑わせてくれましたね。

 知った顔の俳優が、チョイ役で出ているのも面白い。「THE 有頂天ホテル」よりも面白かったですね。

 あと映画のセットに雰囲気が有って、全体的に日本映画に対する愛情が感じられて、とても楽しめましたね。

2008年7月21日月曜日

銀座の若大将

 DVDで銀座の若大将を観ました。

 若大将シリーズの第2作目で、加山雄三扮する赤坂の老舗スキ焼屋の若大将田沼雄一が、京南大学拳闘部に入部すると共に、銀座の高級洋食店で修行すると言う作品です。

 やっぱり色々な点で懐かしいなぁ。

 有島一郎や飯田蝶子、左卜全など、ものすごく懐かしい顔ぶれもそうですけど、若大将のライバル青大将役の田中邦衛の情けないところやら、星由里子の可憐さなど、今観ると良いなぁと思います。ともかくこの頃の映画を観ていると、日本全体に活気があったことをヒシヒシと感じて、それがまた気持ち良い。

 映画の内容自体は別にどうと言うこともないのですけど、あの当時の風俗を観るだけでも一見の価値が有ると思いますね。

DVDで「マジェスティック」を観ました

 DVDで映画「マジェスティック」を観ました。

 ハリウッドに赤狩りの嵐が吹き荒れていた1950年代。新進脚本家のピーター(ジム・キャリー)は、学生の頃に好きな女の子の後を追って入った集会が、共産党と関連していたとして委員会に呼び出しをくうが、やけになって酔っ払ってクルマを運転していたところ橋から転落して、見知らぬ田舎町ローソンの近くの海岸に漂着する。しかも記憶を失って自分が誰だか分からないままに・・・。

 ところがピーターは、第二次世界大戦で戦死したものの遺体が発見されていなかったローソンの英雄ルークにそっくりで、ルークの父で町の映画館の館主ハリー(マーティン・ランドー)に息子と間違えられてしまう。

 まさかの英雄の帰還で、町をあげての大歓迎会があり、ルークの婚約者だったアデル(ローリー・ホールデン)や友人達までもが彼を本人だと思い込み、いつしかピーターもルークとして生きていく覚悟を決め、廃墟と化していたハリーの映画館を修理したりして、戦争の傷跡が癒えなかった町に明るさが戻ってくる。そんなある日・・・。

 こういう明るい感じのヒューマン映画って、多少気になるところが有ろうと私は結構好きです。

 ノンポリで確固たる信念を持たない、ある意味善良で有るけど平凡な人物ピーターと、戦場で戦友を救出して英雄となったルークとの対比も、どうやってつなげていくのかと思いましたけど、良い感じでラスト・シーンになりました。

 ジム・キャリーって好きだなぁ。コメディのイメージが強かったけれども、いつの間にやら性格俳優のような深みの有る演技が見立つようになったと思います。

 2時間半以上もある長い映画ですけど、長さを感じないで楽しめました。劇中の音楽も良かったですね。

 映画界へのオマージュというメッセージも感じました。

2008年7月20日日曜日

ダ・ヴィンチ・コード

 DVDで映画「ダ・ヴィンチ・コード」を観ました。

 世界的な大ベストセラーとなったダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」を、トム・ハンクス主演で映画化した話題作ですけど、どうも原作を読んでいないと分からないという話を聞いて、だったら原作を読んでから観ようと思っていた作品。

 しかしこの手の小説が大好きな私が、なぜか「ダ・ヴィンチ・コード」は未だ読んでいない。何だか今更という気がして読む気になれない。
 
 それで先に映画を観てしまいました。

 別段小説を読んでいなくても内容は分かるし、楽しめる作品でしたね。

 ただダ・ヴィンチの絵に隠された謎というのは、あまり感じられず、そういう点では原作は違うのかも知れないなぁ。

 この手の歴史の謎解きミステリィはどこか似たような部分が有りますけど、この作品は全体的に良く出来た話だったと思います。成る程こうきたか、と思いました。

 こういう西洋伝奇小説的な話が好きな方は、別に原作を読んでいなくても楽しめると思います。

2008年7月19日土曜日

主人公は僕だった

 DVDでウィル・フェレル主演の映画「主人公は僕だった」を観ました。

 過去12年間、毎朝同じ時間に起きて、毎朝同じ方法で歯を磨き、バス停までの歩数を数えながら同じ時間のバスに乗って通勤する、几帳面だけれどつまらない国税庁の会計検査官ハロルド・クリック(ウィル・フェレル)は、ある日彼の行動を正確に描写する女性の声を聞く。

 気のせいとも思ったし、彼以外の人間にも聞こえているとも思ったが、どうやらこの声を聞くことが出来るのは、彼だけらしい。しかもこの声は、彼が近いうちに死ぬような事を、まるで小説の作者が書くような表現でつぶやいている。

 慌てた彼は文学専門の大学教授(ダスティン・ホフマン)のもとを訪ねて、相談にのって貰うのだが・・・。という、小説の登場人物が実在の人物だと言うファンタジィ作品。

 実際に悲劇ばかりを書いてきた女性作家カレン・アイフル(エマ・トンプソン)が、スランプで筆の進みが遅いとはいえ、何とか自然な形でハロルドを亡き者にした作品を仕上げようと頑張っている。

 一方でハロルドは事件を契機に自分のつまらない人生を見つめなおして、やってみたかったギターを練習したり、好意を抱く女性アナ・パスカル(マギー・ギレンホール)にアタックしたりしているが・・・。

 ウィル・フェレルが主演だと、何となくコメディっぽいイメージを持つけど、全体的には人生を生きる事についての寓話的な作品のように思えます。

 何だかあまりに類型的過ぎるハロルドだったので、彼が生きている世界全体が小説家が作りあげた世界なんだろうと思っていましたけど、実在の人物と小説が突然シンクロしちゃったようなストーリーのようです。

 結構楽しめる作品でした。


2008年7月17日木曜日

ノベルティ

 朝、会社の近くの地下鉄出口で、フィットネス・クラブの広告入りのティッシュを貰いました。私はハナ風邪を良くひくので、ティッシュを貰うのは歓迎ですけど、最近は世の中に物があふれているので、ティッシュなど受け取らずに通り過ぎる人のほうが多いみたいです。
 
 どうも私は根がケチなので、こういう販促品やメーカーなんかが配るノベルティー・グッズを貰うのが結構好きです。

 ノベルティ とは言っても、道行く人にサンプルを配るのとは訳が違うから、普通は何かのイベントとか景品とかが多いと思います。私もブックカバーとかボールペンとか持っていますけど、中でもメーカーのロゴが入ったマグカップは愛用品です。

 作りが丈夫でしっかりしているし、デザインも悪くないし、大きくて量も沢山入るから重宝しています。

 ノベルティ も、こういう風に自社の宣伝に繋がって、なおかつ貰った人が喜ぶ品が良いんでしょう。どこかにティファニーとかダンヒルとかのブランド品のノベルティーって有りませんかね?もし有ったとしても、何か高いものを買わないとダメなのかな。

2008年7月13日日曜日

「マーゴット・ウェディング」を観ました

 ニコール・キッドマンとジャック・ブラックが出演している映画「マーゴット・ウェディング」をDVDで観ました。

 日本で未公開の映画だと思いますけど、正直言ってよく分からない映画でした。これでは未公開なのも納得できますねぇ。

 作家の姉(ニコール・キッドマン)が妹(ジェニファー・ジェイソン・リー)の結婚式に出席するために、息子を連れて生家(多分だと思う)に来る。姉と妹は長い間不仲だったようで、しかもお互いにどこか精神的に不安定な感じ。

 お互いに最高の友人だと言い合いながらも陰口をきいて、姉は妹の婚約者(ジャック・ブラック)をあんな男と結婚しない方が良いと妹に言い出す始末。しかも本人はダンナと別れたい様子で、浮気相手の住む近くだから妹の家に寄ったような雰囲気もある。

 何が言いたいのかハッキリしなくて、結末も何が何だか分からないし、途中で観るのを止めようかと思いましたけど、何か得るものが有るかな?なんて思って最後まで観ました。何もなかった・・・。

 ニコール・キッドマンとジャック・ブラックが出ているから、面白い作品かなと思ったのですけど、相当に期待はずれでしたね。

2008年7月12日土曜日

映画「スピードレーサー」を観ました

 映画「スピードレーサー」を観ました。

 昔懐かしいタツノコプロのアニメ「マッハ GoGoGo」が原作の、3G満載のレーシングを描いたアクション映画です。

 私のかすかな記憶の中にある「マッハ GoGoGo」のイメージとは、相当に開きのある作品で、実写と言いつつ殆どが3G、こんなところで3G使う必要なんてないんじゃないの?と思えるところまで3Gで描かれていて、それが又ものすごく派手派手で、確かにこれは一つの世界になっている。

 カー・レーサーになるために生まれてきたような青年スピード・レーサー(エミール・ハーシュ)は、彼が崇拝して止まなかった兄レックスの事故死を乗り越えて、スピードレ-スで大活躍して、カービジネスを仕切る大物ローヤルトンから好条件でのオファーを受ける。

 ファミリー・ビジネスを続けたいスピードはそのオファーを断るが、レースを支配しているローヤルトンはスピードを脅迫した上、レースにさまざまな不正を働きスピードを陥れようとする。

 そんな中、レ-スの不正を捜査する当局の依頼を受けて、正体不明のレーサーXと手を組んだスピードは兄の命を奪ったクロスカントリー・レースに挑む事になる。

 ハッキリ言って内容はあまりないし、昔のマンガ風に物語りが展開していきますけど、この映画に関してはそれで良いんじゃないの、と思います。

 アクションとユーモアを交えながら、迫力あるカーレースが繰り広げられていくのは、それなりに手に汗握るような展開ですし、ともかく全編アーケイドゲームのピンボールの中に入り込んだような印象の世界で、こういうのはホントにアメリカ的だなぁと感じますね。

 エンドロールで流れる「マッハ GoGoGo」のテーマ曲が、いかにも日本の昔のアニメ・テーマ曲風なのに、アレンジされるとハリウッド映画に使われても違和感がないのがすごいですね。

 正直言って、相当昔のアニメの実写版で、予告を見た感じも今ひとつだったし、あまり期待もしていなかったのですけど、予想外に楽しめました。
 深みは感じない作品ですけど、家族向けの作品でシンプルに楽しめます。

2008年7月6日日曜日

ユー・キャン・カウント・オン・ミー

 DVDで映画「ユー・キャン・カウント・オン・ミー 」を観ました。

 幼い頃に両親を交通事故で亡くした姉弟。生まれた町に住み堅実に生きようと努力しているシングルマザーの姉(ローラ・リニー)と、田舎町に嫌気が差して町を出て、何だかフラフラと生きてきた弟(マーク・ラファロ)が、弟の帰郷で久しぶりに一緒に暮らす日々を描いたヒューマン・ドラマ。

 賢姉愚弟という風に始まりますけど、実は必ずしも弟がダメな訳でもなく、姉にも精神的な問題があるというのが、ドラマの進行とともに何となく分かってくる。

 でもお互いに相手の良さも弱さも理解していて、兄弟の絆を感じているところが良い。

 ハッキリ言えば地味な作品で、大きな事件が起こるわけでもなく、感動的な出来事が発生する訳でもないけど、人間の生き方を見つめている視線が柔らかい感じで、なかなか良い作品だと思います。

 プロデューサーズのマシュー・ブロデリックが、珍しく嫌な上司役を演じていました。


2008年7月5日土曜日

DVDで「マスク・オブ・ゾロ」

 DVDで「マスク・オブ・ゾロ」を観ました。

 続編にあたる「レジェンド・オブ・ゾロ」を先に観てしまったから、この作品も見なくちゃいけないという感じです。

 アメリカに併合される前のカリフォルニアを舞台に、圧政に苦しむ民衆を救う正義のヒーロー「ゾロ」として権力者に立ち向かっていたディエゴも歳をとり、まさに引退を考えている時にスペインの知事モンテロに捕まり、妻は殺され娘をさらわれた上投獄される。

 それから20年の後、牢から抜け出したディエゴは盗賊あがりの若者アレハンドロをゾロの後継者として育て上げ、又カリフォルニアに戻ってきたモンテロに復讐を誓う。

 なんて感じの、昔ながらの正統派の大活劇で、あまり肩がこらない血涌き肉踊るような作品です。色々考え出すと、気になるところや突っ込みたいところがドンドンと出てきますけど、こういう作品はそういう事は考えずに単純に楽しめば良いんでしょう。

 配役も良かったし楽しめました。