2010年5月29日土曜日

映画「ブラザーズ・グリム」

 2005年製作のファンタジィ映画「ブラザーズ・グリム」をDVDで観ました。

 公開時に映画館で観た時には、期待の割には今ひとつだったように記憶していますけど、DVDで見返してみるとまぁそれ程酷いわけでもないかな。


 魔物退治だと偽って賞金稼ぎにはげむペテン師のウィル(マット・デイモン)とジェイコブ(ヒース・レジャー)のグリム兄弟だったが、それを見破ったドイツを占領中のナポレオン軍の将軍に捕まり、少女たちが謎の失踪を続ける森に囲まれた村に送り込まれてしまう。

 そこで出会うのは森の中の高い塔に住む、本当に魔術を使う伝説の女王。グリム兄弟に勝機はあるのか・・・。


 グリム童話に基づくようなシーンもあるし、怖くしようと思えば出来る題材ですけど、ホラー・ファンタジィよりもコメディ・ファンタジィにした作品です。

 もっと雰囲気のある作品を期待したから、公開時にはなんだぁと思ったわけですけど、魔女の住む塔の雰囲気も悪くはないし、CGもアクションもまずまずの出来栄えなので、楽しめるファンタジィだとは思います。

 こういう作品は頭を使わなくて良いよね。




映画「ブラザーズ・グリム」

2010年5月23日日曜日

映画「運命じゃない人」

 映画「運命じゃない人」をDVDで観ました。

 今丁度NHKの朝のTV小説「ゲゲゲの女房」で水木家に下宿している売れないマンガ家中森恒夫役を演じている中村靖日などが主演している、ある一晩の出来事を登場人物それぞれの視点から描いた群像劇です。


 少し内気だけど純朴で人のよいサラリーマン宮田(中村靖日)は、付き合っていた女性あゆみ(板谷由夏)が出て行ったマンションにひとり住まい。ある夜帰宅すると、親友で私立探偵の神田(山中聡)に呼び出され、夜のレストランに向かう。

 そこで出会ったのが、婚約者の元を飛び出したばかりの女性桑田真紀(霧島れいか)。真紀に声をかけたのは神田だったが、神田はトイレに行くと言っていなくなり、泊まるところのない真紀を宮田は自分の部屋に連れて行くが、そこにやってきたのが別れたはずの彼女あゆみ。さて・・・。


 始めに真紀の視点から物語が始まり、それが宮田の視点、神田の視点、ヤクザの親分浅井(山下規介)の視点で、この一晩の出来事が描かれる。同じ場面がそれぞれの情景から見るとまた違った風になるのが面白い。

 有名な俳優が出演していないからだと思うけど、公開時にあまり話題になった記憶が有りませんけど、独特のユーモアがあって、会話があって、出演者の個性があって、とても良く出来た映画でした。

 ともかく物語の組み立てが良いですね。期待以上に面白い作品でした。


 それにしても中村靖日という役者さん、あまりイイ男ではないけど、こういう気の小さな好人物にピッタリの役者さんで、脇役には外せない人物になりそうです。


 
映画「運命じゃない人」

2010年5月22日土曜日

映画「ハート・ロッカー」

 第82回アカデミー賞作品賞・監督賞を受賞した映画「ハート・ロッカー」を観ました。

 イラクでの爆発物処理に従事するアメリカ軍兵士の日常を描いた作品です。

 戦争映画、というのとも少し違うように思います。

 戦争の悲惨さ、非人間性、惨めな兵士、虐殺、恐怖、またはそれに対峙するような崇高なもの、そういったものはこの作品では重要視されていない。

 この作品の主人公たちは、ただ市内の爆発が仕掛けらた場所に出向いて、爆弾を解除したり周囲の人間を避難させたあとで爆発処理を行う。

 テロが蔓延し、銃声が聞こえ、死が日常的に存在し、周囲が敵意を発している環境の中で、死の恐怖に怯えながらも危険な作業を淡々とこなす兵士たち。

 そういう描写が実にリアリティを感じさせる。

 こういう視点で描かれる作品は、えてして政治的なメッセージを感じさせたりするものだけど、この作品はそういう事を声高に叫んでいたりはしない。


 すべての場面が緊迫感を感じさせるので、正直言って観ていて疲れてしまった。

 心踊る映画でも笑える映画でも感動して涙を流す映画でもないと思う。ハッキリ言えば地味な作品だと思う。

 アカデミー賞を取らなければ、そんなに観る人も居ない作品だと思う。

 戦争は麻薬だと映画の冒頭でテロップが出るけど、毎日仲間の誰かが死んでいくような悲惨な日常の中で、自ら戦場で生きる道を選んだ主人公の姿が、人間の複雑な業のようなものを感じさせてくれる。

 おそらくそういう事を意図した作品なんでしょうね。


2010年5月20日木曜日

楽天の売れ筋ランキング




楽天市場の売れ筋ランキングがをリアルタイムで表示されるウィジェットがありました。

こういう仕組みって、なかなかスゴイですね。

2010年5月9日日曜日

映画「サイン」をDVDで観ました

 2002年製作のM.ナイト・シャラマン監督作品の映画「サイン」をDVDで観ました。

 アメリカ・ペンシルバニア州の田舎町で牧師をしていたグラハム・ヘス(メル・ギブソン)は、最愛の妻を交通事故で亡くした事を契機に信仰心を失い、牧師を辞めて長男モーガン(ロリー・カルキン)、長女ボー(アビゲイル・ブレスリン)、そして弟のメリル(ホアキン・フェニックス)らと一緒に農民として暮らしている。

 そんなある日、彼の農場のトウモロコシ畑に巨大なミステリー・サークルが出現する。グラハムは近所のいたずら小僧の仕業かと疑うが、そうこうしているうちに世界中にミステリー・サークルが出現、更には無数のUFOが空に現われて・・・。


 最愛の妻を亡くしたことで信仰心まで失ってしまった男が、心の葛藤を乗り越えて信仰心を取り戻す話を、なにやら世界中に現れるミステリー・サークルやUFOを絡めて描いた作品で、大雑把に言えば「宇宙戦争」に近い作品ということになりますか・・・。

 映画のタイトルがお終いの方になって成る程ねと思わせてくれる仕掛けです。

 少し暗い雰囲気や、徐々に謎や恐怖を盛り上げて行く手法には、シャラマンらしさを感じます。ただ全体的に宇宙人が安っぽいというか今ひとつ分かりづらいなぁ。

 しかしナイト・シャラマン監督は、なかなか「シックス・センス」を超えた作品を出せませんね。




映画「サイン」

2010年5月8日土曜日

坂東三十三ヶ所観音霊場巡り その5

 坂東三十三ヶ所観音霊場巡りで、今日は岩槻にある十二番札所の華林山慈恩寺に参拝して来ました。


 前回までのブログはこちら
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 一番~四番
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 五番~八番
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 九番~十一番
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 十三番~十四番


●第十二番札所 華林山 慈恩寺(慈恩寺観音) 拝観料 なし

 東武野田線の豊春駅で下車して、歩道のない2車線の道路を約30分弱歩くと岩槻北陵高校の先に慈恩寺が見えてきます。

 この豊春から慈恩寺までの道はクルマの交通量がそれなりに多かったので、あまり急がずにゆっくりと歩きました。


 慈恩寺は天長元年(824年)に慈覚大師によって開かれたお寺だそうで、往時は興隆を極めたらしいですけど、現在は古刹という雰囲気こそ感じられるものの広大な寺院というよりは地域に根付いたお寺という印象です。

  また西遊記でお馴染みの玄奘三蔵法師を記念した玄奘塔があることでも知られたお寺だということです。

 駐車場は存外広くて、クルマで参拝に来るには良いですね。






 本尊は千手観音で、観音巡りをしても多くのお寺が御本尊を拝めないかよく見えないことが多いのですけど、ここは本堂にお祀りされているお姿を拝むことが出来ました。

 また丁度季節が良かったので境内でキレイに咲く藤の花が見れました。





 御朱印を頂く際に十句観音経とお寺の案内を付けて頂き、待つ間にお茶までご馳走になりました。有難うございました。

 拝観してとても気持ちの良いお寺さんでした。




 これで坂東三十三ヶ所観音霊場巡りも、神奈川、東京、埼玉にあるお寺が終りました。次は群馬県になりますね。

 次のブログ
 → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 二十九番 
 → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 十五番~十六番 

2010年5月6日木曜日

キム・ノヴァクのサイン入り写真が売られていた

 良く直筆サイン入りの写真がネット・ショップで売られていますけど、比較的若いスターのものしかないのかと思っていたら、あの往年のセクシー女優キム・ノヴァク(Kim Novak)のサイン入り写真が売られていました。


  私は映画「媚薬」をTVで観てからキム・ノヴァクの大ファンですので、こういう物が売られているのを知っただけでもチョットうれしい気がします。

 しかしいつ頃のサインだろう・・・。


キム・ノヴァク(Kim Novak)のサイン入りの写真 

FX入門

 少し前までは本屋に行くと、FX(外国為替証拠金取引)に関する本が山積みになっていたものです。1億円以上儲けた主婦が脱税で逮捕されたとか、そういう事も大きなニュースになったし、外国為替の世界で日本の主婦がニュージーランド・ドルのような高金利の通貨を買い込んで相場に大きな影響を与えて、ミセス.ワタナベなんていう言い方をされていた時もありましたね。

 それがリーマン・ショックから極端な円高が進み、FXで相当な損を出した人も出て、いつの間にやら一時の狂騒は下火になったみたいですけど、でもFXが少ない資金で大きな利益を産む可能性がある金融商品だという事実は変わりません。

 但し何事もそうですけど、それなりの勉強をしないと損を出す一方です。

 自分で本を読むなりして研究することも大切ですけど、まずはFX入門として「FX比較ワールド」のようなサイトで、FX初心者の方のための説明を参考にするのも良いんじゃないでしょうか。

 ちなみに私もFXを少しだけやっていますけど、ムリにレバレッジを効かせずに、多少の変動があっても大丈夫な範囲で取引をしていれば、それ程大きな失敗はないように思います。

 但し大きく利益を出すのは難しいですけどね。

2010年5月5日水曜日

映画「獄(ひとや)に咲く花」

 映画「獄(ひとや)に咲く花」を観ました。

 長州藩の武家専用牢屋敷「野山獄」は、牢屋敷内での移動は自由に出来るが一度投獄されると生きて出たものは誰も居ないとされる。

 その牢屋敷に投獄されてきたのは、黒船に密航しようと企てた若き吉田寅次郎=吉田松陰(前田倫良)。

 二度と外に出ることが出来ない故に荒んだ日々をおくる科人達の中で、理想に燃え純粋で誰にでも優しい寅次郎は大きな影響を及ぼすようになっていくが、中でも身分の低い芸人を屋敷に呼んだことで姦淫の罪に問われた武家の妻女高須久(近衛はな)は、寅次郎の生きていく姿勢に強く惹かれていく。


 ほとんどの場面が獄中での生活を描いたものですが、それでも明るく前向きな吉田松陰を演じる前田倫良と、松陰を慕う久の内面を見事に演じた近衛はなが心を打ちました。

 もっと暗い雰囲気の映画かと思っていましたけど、テーマの割には切なさはあっても暗さはあまり感じない。そしてあまり教条的でない人間吉田松陰を描いているのが素晴らしい。

 彼の理想を語る姿や人間性に惹かれて人々が集まり、それが明治維新につながる事を知っているだけに感動してしまいます。


 とても良い作品でしたが、残念なことに映画館(スバル座)は空いていました。でもこういう作品を上映する姿勢は評価したいものです。



2010年5月3日月曜日

坂東三十三ヶ所観音霊場巡り その4

 今日は5連休の丁度真ん中で天気も良く気持ちの良い日。坂東三十三ヶ所観音霊場巡り、十三番の浅草寺と十四番の弘明寺に参拝して来ました。


 前回までのブログはこちら
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 一番~四番
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 五番~八番
  → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 九番~十一番



●第十三番札所 金龍山 浅草寺(浅草観音) 拝観料 なし

 言わずと知れた浅草の観音さまで知られた浅草寺。江戸情緒を感じさせる東京第一の観光名所で、私自身若かりし頃は勤務地が浅草でしたので数えきれないほど来ています。

 ただお参りしたと言えるのは初詣の時くらいで、あとは仲見世を通ったり露店を素見したりする程度で真剣にお参りした記憶はあまり有りませんでした。

 こうして霊場巡りでお参りしてみると、やっぱり安易な気持ちで来ているのとは少々違った気持ちになるものですね。

 浅草寺でカメラを構えるなんて、何となくお上りさん気分でしたけど、久しぶりにゆったりとした気持ちで境内を見ると中々立派なお寺さんですね。




 本堂は工事中のようでしたけど、雷門も仁王門も五重塔も、こうして見ると味わいがあって良い感じです。





 御朱印は影向堂で頂きますけど、9時からと言うことでしたから少し境内を歩いてみました。今まであまり気に留めたことはなかったけど、境内に色々なお堂や仏像があるんですね。





 御朱印を頂いてから次の目的地弘明寺に向かいます。丁度浅草寺からも今工事中の東京スカイツリーが見えました。








●第十四番札所 瑞応山 弘明寺 (弘明寺観音) 拝観料 なし

 浅草から都営地下鉄と京浜急行で横浜の少し先にある弘明寺に向かいます。弘明寺駅で下車すると、駅の直ぐ脇に弘明寺が有ります。

 ただ山門は駅の改札とは反対側になるので、少し坂道を下って歩かないといけない。

 横浜市内最古の寺院だという弘明寺は、町中にある立派なお寺ですが境内はそれ程広くなくて、地域に密着した普通のお寺という感じで、地元の方の参拝者が多いように見受けられました。









 弘明寺のお参りを済ませた後は、市営地下鉄で関内まで行き横浜中華街へ。何だかすごく混んでいて驚きましたが、比較的空いていた店で食事をして帰りました。ただあの店、値段の割に妙に慌ただしかったですね。





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2010年5月2日日曜日

映画「ゲド戦記」を観ました

 DVDでスタジオジブリ製作の映画「ゲド戦記」を観ました。

 原作はアメリカのSF・ファンタジィ作家のアーシュラ・K・ル=グウィン。宮崎駿の実子宮崎吾朗監督作品のファンタジィ・アニメです。

 人々が魔法の力を忘れ始め、聖なる竜までが共食いを始めて、「世界の均衡が崩れつつある」と魔法使いが嘆く世界を舞台にして、自分ではどうしようもない焦燥感に駆られて父王を刺して国を捨てた王子アレンが、探求の旅を続ける魔法使いハイタカ(大賢人ゲド)と出会い、不幸せな生い立ちの少女テルーと知りあって、自分を取り戻していくまでを描いた物語です。


 私が想像していた以上に宮崎駿の雰囲気を感じさせてくれる作品で、ジブリのアニメが好きな人だったらこの作品は気に入ると思います。

 何故アレンが父王を刺したのかが分かりづらいといえば分かりづらいけど、ル=グウィンの世界観とジブリ作品の雰囲気が良く統一されていました。宮崎吾朗監督は父親よりも生真面目な作風で、それがこの作品の場合には合っていたようです。


 ともかく絵がキレイで素敵でした。観て良かった。