2013年8月31日土曜日

ワールド・ウォー Z

 ブラッド・ピット主演のゾンビ映画「ワールド・ウォー Z」を観ました。

 全世界で奇病が発生し、死んだ人間がゾンビ化して人間を襲う。ゾンビに噛まれた人間は、ゾンビとして蘇り、生きている人間を襲う。

 国連の優秀な捜査官だったジェリー(ブラッド・ピット)はその技能を買われ、人間がゾンビ化する原因と思われる未知のウイルスの謎を解明しようとする細菌学者の警護と案内人を兼ねて、韓国内にある米軍基地に向かうのだが・・・。


 のっけから怒涛の勢いで人類に襲いかかるゾンビたちが登場して、ハリウッド映画らしい迫力あるアクション・シーンが展開されます。以前はゾンビといえば不死だけど動きが緩慢という印象がありましたが、最近ではそうでもなく、特にこの作品のゾンビたちの勢いはすごい。

 人間がゾンビ化して社会が壊滅状態に陥る話というと、少し前ならウィル・スミス主演の「アイ・アム・レジェンド」、最近ではコミックの「アイアムアヒーロ」が印象的ですが、この作品の雰囲気もどこかそれに似ているような気がします。

 色々と疑問に思うことは多いし、「アイ・アム・レジェンド」のような奥の深さはありませんけど、そういう事を考える時間もなく展開されていく勢いがある映画ですので、単純に楽しめました。


  



2013年8月25日日曜日

映画「スマイル、アゲイン」

 映画「スマイル、アゲイン」を観ました。

 セルテック(中村俊輔がプレーしたスコットランドのサッカーチーム)でキングと呼ばれていた名プレイヤーのジョージ・ドライヤー(ジェラルド・バトラー)は、怪我が原因で引退、その後は生活が乱れていたが心機一転、元妻のステイシー(ジェシカ・ビール)と息子ルイス(ノア・ロマックス)が暮らしているアメリカに移ってくる。

 しかし職は見つからず、ルイスは自分にあまり懐かず、ステイシーは同棲中の男性との結婚を間近に控えている。

 そうした中で、ふとしたきっかけからルイスが所属している少年サッカーチームのコーチをする事になってしまったジョージは、メンバーの母親たちの関心を集めるが、ジョージのだらしない姿にルイスは反感を持つ。


 父と子、家族の再生を主題にしたヒューマン・ストーリーですが、映画を観る前に何となく思っていたよりもユーモラスで、面白い作品でした。

 ジェラルド・バトラーが、それはちょっと違うだろうと思うような、少し情けない父親を好演しています。彼の周りに集まる母親軍団にキャサリン・ゼタ・ジョーンズやユマ・サーマンなどが出演していて、案外と豪華な出演者ですね。

 感動的な話という実感はありませんでしたが、こういう映画は私の好みなので楽しめました。




2013年8月20日火曜日

ホワイトハウス・ダウン

 映画「ホワイトハウス・ダウン」を観ました。

 バツイチの議会警察官ジョン・ケイル(チャニング・テイタム)は、別れた妻と暮らす一人娘エミリー(ジョーイ・キング)との仲が今ひとつしっくりいっていない。アメリカ大統領ジェームズ・ソイヤー(ジェイミー・フォックス)のファンだというエミリーに認められたいという気もあって、ジョンはシークレットサービスへの転身を試みる。

 面接に挑む日にエミリーを連れてホワイトハウスを訪問したジョンだったが、シークレットサービスは不採用となり、それをエミリーに話せないまま、たまたま行われていたホワイトハウス見学ツアーに参加する。

  一方でソイヤー大統領は歴史の節目にいた。イランの大統領が穏健派に変わった事から平和条約を締結し、中東からアメリカ軍を撤退させる政策を今まさに実行しようとしている。軍需産業と一部の保守派はそれを快く思っていない。

  そうした状況の中で、議事堂で大爆発が起こり、それに気を取られている最中に、ホワイトハウスに潜入した謎の武装勢力がホワイトハウスを占拠する事態が発生する。


 少しダイハードのような展開になります。たまたまホワイトハウスにいた元米軍兵士の警察官。武装グループの目を逃れて、単身敵を倒し大統領を救おうとしますが、実の娘エミリーは見学ツアーの客達と一緒に武装グループの人質になっている。

 派手なアクションと大掛かりな陰謀をコンパクトにまとめて、楽しめるアクション映画でした。オバマ大統領をモデルにしたようなソイヤー大統領に人間味があって、たまに笑わせるセリフがあって、緊迫感だけでない点も良かったです。






2013年8月18日日曜日

ルーヴル美術館展  ―地中海 四千年のものがたり―

 上野の東京都美術館に「ルーヴル美術館展 ―地中海 四千年のものがたり―」を観に行きました。

 「地中海」をテーマに、ルーヴル美術館が収蔵する遺跡品や美術品などを展示した展覧会で、展示品の数も多く質も高く、てさすがにルーヴル美術館という展示品が多かったように思います。

 夏休みということもあって家族連れが多かったようですが、入場するのに少し時間がかかりましたが、中はそれ程混んでいるというほどではありませんでした。

 展示品は紀元前の古代エジプトやメソポタミア、ギリシャ・ローマ時代のものと、十字軍以降のものが多かったですね。大英博物館にあるロゼッタ・ストーンの石膏レプリカが展示されていて、レプリカといえどもロゼッタ・ストーンを初めて見たので、おおっと思いました。

 また、見事な彫刻が施された「ローマの石棺」とフェニキアのエジプト型木棺が、その当時に生きていた人たちに対する尊崇の念を感じて良かったです。

 近代に近づいた展示では、シャセリオーという画家が描いた異国情緒を感じさせる絵画の中の情景が気に入りました。

 絵画もほかにも何点か展示されていました。作者は一般的に名の知れた画家ではないと思いますけど、描かれた時代では正統的で高名な画家だったのでしょうね。



 ルーヴルが収蔵する美術品だけで、これだけの展覧会が開けるのですから、本当にすごい美術館ですね。

2013年8月3日土曜日

谷文晁展

 六本木のサントリー美術館に谷文晁展を観に行きました。

 10数年前なら谷文晁の名前など知らなかったと思いますけど、やっぱり「何でも鑑定団」の影響ですかね。洋画は好きだけど日本画には興味がなかったのが、最近では日本画も良いなぁと思います。

 今回の谷文晁展、山水画がとても良かったですね。 谷文晁という方は作風が時代によって変化しているようですけど、特に山水画に味わいを感じました。


 しかしああいう中国の風景は、風情がありますねぇ。

 正直言って今の中国人を見ていると、どうも尊敬出来る人達という感じがしませんが、そうは言っても歴史の厚みが違うというか、文化的に大きなものがあって、日本にも大きな影響を与えていて、そういうところから日本画の名作が生まれて今日まで残って私達に感動を与えてくれる。

 そんな事を谷文晁の山水画を見ながら思いました。中国の山水の名画も見てみたいですね。