2016年12月24日土曜日

映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」

スター・ウォーズ・シリーズの最新作となる映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」を観ました。

舞台の設定は、ダースベイダーが生まれ、ジェダイは無力化された暗黒の時代、皇帝が銀河の支配を着実に進めている頃。帝国軍は惑星をも一撃で破壊する兵器デス・スターを完成し、銀河の支配を完全なものにしようとしていた。

しかしその中で、デス・スターを作り上げた科学者の中心人物ゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン)は、デス・スターの中に致命的な問題を埋め込んで設計し、それを行方知れずとなった娘ジン(フェリシティ・ジョーンズ)と、盟友ソウ・ゲレラ(フォレスト・ウィテカー)に向けて、メッセージとして発信する。

デス・スターを破壊するにはデス・スターの設計図が必要なため、ジンは仲間とともに設計図のデータが保管してある惑星スカリフに侵入する。





ストレートに楽しめるSF活劇でした。特に物語の後半はよく出来ていたと思います。

エピソード3とエピソード4の繋ぎになるような話で、しかも最近のSFXはやっぱりスゴイなぁと思わせてくれる映画です。

微妙に7人の侍のように、ジンと行動をともにする仲間が集っていく流れも良いし、棒術の達人のような盲目の戦士の殺陣も迫力があって格好良かったです。

スター・ウォーズのシリーズだと、最後にスカッとしてその時の物語は終わる、というような展開が多かったと思いますけど、この作品は続編を意識していない、というか続編はエピソード4になりますので、単体の映画として見た場合の完成度は高いと思います。






2016年12月11日日曜日

宝塚宙組公演「双頭の鷲」

 横浜の神奈川芸術劇場ホールに宝塚宙組公演「双頭の鷲」を観に行きました。

 フランスの芸術家ジャン・コクトーの戯曲をミュージカル化した舞台で、今回の公演では主人公の無政府主義者スタニスラス役は専科の轟悠が演じています。

 婚礼の直後に夫をテロリストに刺殺された王妃は、10年目の命日を国王との思い出の地である古城で一人静かに過ごそうとしていた。しかし突然の銃声と共に、開け放たれていた窓から一人の男が部屋に転がり込んでくる。

 銃に撃たれ負傷した男は亡き夫にそっくりな風貌で、王妃は驚くとともに男を手当しようとするが、王妃を案じて部屋に来た侍女は、かつて王家を誹謗する詩を発表したテロリストの詩人が、王妃暗殺を狙って城に忍び込んだ事を王妃に告げる。

 王亡き後の10年間を、王太后との軋轢の中で心を殺して生きてきた王妃は、自分を狙う暗殺者に心惹かれてしまうが・・・。

 本来の戯曲がどんな作品かは知りませんけど、上手く宝塚的なミュージカルに仕上げていたと思います。

 専科の人が主役を演じるのはどうなんだろうという気がしますが、しかし流石に轟悠は上手いな。この作品は彼女に合っていましたね。

 また、王妃を演じた宙組トップ娘役の実咲凜音が、轟さんに貫禄負けしないで堂々としていたのが中々でした。

 物語の実質的な主人公は王妃の方ですし、王妃らしさを上手に表現した演技だったように思います。

2016年12月4日日曜日

宝塚歌劇雪組公演「私立探偵ケイレブ・ハント」

 東京宝塚劇場に宝塚雪組公演「私立探偵ケイレブ・ハント/Greatest HITS!」を観に行きました。

 「私立探偵ケイレブ・ハント」は1950年代くらいのアメリカを舞台にしたミュージカル。私立探偵事務所を経営する探偵ケイレブ(早霧せいな)が、仲間とともにアメリカ進出を企むメキシコ系の犯罪組織と対決するという物語です。

 話の内容は可もなく不可もなくといった感じで、ロマンチックな物語ではなく、意外な展開もなく見せ場も少なく、この場面が良かったなぁというのも特になく、かと言ってものすごくつまらなかったという程でもなく、音楽も特に印象的ではなく、まぁそんな風なミュージカルでした。

 ただ、早霧せいなと咲妃みゆのトップ・コンビには合っていたように思います。

 ショーの「Greatest HITS!」はクリスマスを背景に意識しているらしきショーで、派手で鮮やかということはありませんでしたが、堅実で一体感があって統一された感じで、なかなか良かったと思います。






2016年12月3日土曜日

マリー・アントワネット展を観に行く

 六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催されている「マリー・アントワネット展」を、家内と観に行きました。

 フランス革命で処刑されたマリー・アントワネットの生涯を、当時の絵画や風俗、マリー・アントワネットが愛用した衣服やヴェルサイユ宮殿で使用していたという食器類・家具などを通して描き出した展覧会です。

 オーストリアから嫁いだ若いお姫様のマリー・アントワネットが王妃となり母となり、上流階級のファッションリーダーとなっていく事を初めは好意的に見ていたフランスの民衆が、いつしか民衆の困窮をよそに贅沢な生活をしているわがままな女性として憎悪の対象としていく様が、何となく分かるような展示になっています。

 展示は絵画が多いのですが、マリー・アントワネットの過ごした部屋の様子を原寸大で再現した展示や、ヴェルサイユにあったという図書室を当時の設計図などをもとに3Dで再現した展示などもあって興味深かったですね。

 正直言えば私はマリー・アントワネットに然程の興味があったわけではないので、家内の付き合いで出かけたようなところもありますけど、テーマもハッキリしているし、予想していた以上に面白い展覧会でした。