2010年7月31日土曜日

借りぐらしのアリエッティ

 スタジオ・ジブリの新作アニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」を観ました。

 古い家の台所の下で暮らす小人一家の少女アリエッティと、心臓の手術を控えた少年翔との物語という事しか知らず、そもそも人間に見つからないように暮らしている小人と人間の話をどうまとめるのか疑問もあったのですけど、なるほどこういう話でしたか・・・というのが観終わった時の素直な実感です。

 人に見つからないようにひっそりと生きる小人と、小人が居ることに何となく気づいていて、彼らと親しくしたいと考えている人間。

 ただ人間に見つかると酷い目に遭うという小人たちの思い込みも、分からない事はないような展開も起こります。

 人間に必要なものを借りるという表現をする小人たちと、小人にモノを盗まれると考える人。

 こういう距離感が、作品に奥行きを出すのだと思います。


 この作品では監督が宮崎駿から米林宏昌に変わっていますけど、全体的には今までの正統的なジブリ作品という感じ。宮崎駿の中の良く出来た作品に比べれば多少落ちても、そんなに悪い出来栄えでもないアニメ映画だと思います。

 アリエッティが父親と初めて借り(狩り?)に行く場面が、工夫に満ちていてユーモラスでちょっとした冒険に満ちていて、楽しいですね。

 ラストも物語全体の雰囲気を損なわずに良かったです。


2010年7月30日金曜日

プラチナ萬年筆の新ブランド「出雲」

 プラチナ萬年筆が16年ぶりの高級万年筆ブランド「出雲」を立ち上げ、8月1日に「溜塗り万年筆(57,750円)」を、9月1日には「鉄刀木万年筆(52,500円)」を発売します。

 日本の伝統工芸や文化を意識した、素材やデザインにこだわり抜いた万年筆となるそうです。


 なかなか素敵な万年筆です。


 製品はこちらで確認できます。→ http://www.platinum-pen.co.jp/fountain_izumo.html

2010年7月26日月曜日

ぴあの映画の満足度ランキング、7/23-24公開作品ではゾンビランドが1位

 雑誌「ぴあ」の調査による7/23と7/24公開の映画満足度ランキングで、世界がゾンビだらけになってしまった世界で生き抜く引きこもりの青年のサバイバルを描いた「ゾンビランド」がトップに輝いたそうです。

 そう言えば読売新聞の映画評でも、妙に高評価だったですね。

 ウワサではけっこうエグい場面も有るらしいけど、コメディ・タッチでラブシーンも有って、青春ストーリーでも有るようで、実際場内で大爆笑が起こったりして盛り上がったらしい。

 しかし私はスプラッターは苦手だしなぁ・・・。

 昔は怖い映画も観たけど、本当に怖い映画は心臓に悪いしあまり観たくない。

 でも、この作品は少し興味が湧きますね。

2010年7月25日日曜日

映画「センター・オブ・ジ・アース」をDVDで観ました

 2008年製作のアドベンチャー映画「センター・オブ・ジ・アース」をDVDで観ました。

 ジュール・ヴェルヌのSF小説「地底探検」を下敷きにして、休暇で遊びに来ていた甥と一緒に、行方不明の兄を探しにヴェルヌが描いた地底世界に出かける地質学者の冒険を描いた作品です。

 昔、ヴェルヌ原作に沿ったパット・ブーン主演の映画を観た記憶がありますけど、やはり最近の映画らしくCGを駆使した地底世界は見事でした。

 ただ内容的には子供だましでしたけど、元々そういう気分の作品だから、これはこれで楽しめます。



2010年7月18日日曜日

映画「BALLAD 名もなき恋のうた」を観ました

 「クレヨンしんちゃん」の劇場版を原案にした2009年製作の映画「BALLAD 名もなき恋のうた」をDVDで観ました。

 少し気弱な小学生真一(武井証)は、池の畔で着物姿の若い女性が祈っているような夢を続けてみるが、町外れにある大榎の根元に埋めてあった古い箱を開けた時、戦国時代にタイムスリップしてしまう。

 そこで鉄砲に命を狙われていた侍大将の井尻又兵衛(草なぎ剛)を助けた事から、又兵衛の仕える春日の国と隣国の大名大倉井との戦いの場に巻き込まれてしまう。

 そこには真一を助けようとタイムスリップしてきた父暁(筒井道隆)と、母美佐子(夏川結衣)も現れて、真一が夢に見た春日の廉姫(新垣結衣)ともども、廉姫を狙う大倉井高虎(大沢たかお)の軍勢に立ち向かうのだが・・・。


 「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」を昔観た記憶がありますけど、単にタイムスリップするだけではない、もっと荒唐無稽な話の中に戦国時代の純愛を織り交ぜた話で、こういうのはアニメの方が似合っているように思います。

 実写になると、どうしても現実性が高まるというか、あまりに荒唐無稽な話はそれなりに舞台設定をしないと感情移入がしづらい。

 この作品は何かがひとつ足りないような気がします。

 ただ新垣結衣は良かったですね。気が強くて清潔感がある戦国時代のお姫様を上手に表現していたと思います。



2010年7月16日金曜日

山口百恵のDVDがすごく売れているらしい

 引退して30年になるという山口百恵さんがかつて歌謡番組に出演した時のシーンを収録したDVDが、驚異的な売れ行きだそうです。

 確かにスゴイ人気でした。

 しかも往年の名女優原節子と同じで、引き際が実に見事で、引退してからはマスコミの前に一切登場してこないし、こういう所もいまだに人気がある理由の一つではないでしょうか。


 DVDの購買層は、これまで音楽DVDにあまり関心のなかった40代から50代が中心だそうです。



 

2010年7月14日水曜日

ジェイムズ・P・ホーガン氏逝去

 SF小説家のジェイムズ・P・ホーガン氏が、7月12日(月)にアイルランドの自宅で逝去しました。心不全ということで享年69歳だったそうです。

 ホーガンと言えばハードSFの巨匠で、私には何となく読みたくない小説家というイメージが一時有ったのですけど、実際に「仮想空間計画(Realtime Interrupt)」を読んだらとても面白くて、処女作「星を継ぐもの(Inherit the Stars)」を始めとして、「創世紀機械(The Genesis Machine)」や「未来の二つの顔(The Two Faces of Tomorrow)」など随分と色々な作品を読んだものです。

 謹んでご冥福をお祈り致します。

2010年7月11日日曜日

ロストクライム -閃光-

 映画「ロストクライム -閃光-」を観ました。

 ラーメン店の店主が殺害された事件から、三億円事件の真相に迫るクライム・サスペンスです。

 三億円事件の解決まであと一歩と迫りながら、時効になったことを引きずる定年間際の、当時の担当刑事滝口(奥田瑛二)と、彼とコンビを組む事になった所轄署の若い刑事片桐(渡辺大)が、警察内部での事件封じの陰謀に立ち向かいながら、三億円事件の真相とそれに関係した連続殺人事件の犯人を追うというストーリーですけど、どうにも今ひとつ信憑性がないというかリアリティに欠けるというか・・・。

 何故いまさらとも思うし、そんな昔のことを警察がここまで躍起になって秘密を守ろうとする理由も分からないし、そもそも所轄で起こった事件で大きな陰謀のような事を企てられるとも思えないし、全体的に稚拙な感じを受けました。

 出演者はなかなか好演だと思いますが、作品的には今ひとつでしたね。


2010年7月7日水曜日

映画「静かなる男」

 ジョン・ウェイン、モーリン・オハラ主演、ジョン・フォード監督の1952年製作の映画「静かなる男」をDVDで観ました。

 アイルランド出身のボクサーが、アメリカで試合中に相手のボクサーを殺してしまい、傷心を抱いて故郷に帰る。

 ほとんど廃墟のようだった自分の生家を買い戻して住むが、血の気の多いアイルランドの男達は、彼を立派な人物だと認めつつもケンカも出来ない男と見ている。

 隣人は吝嗇で癖のある大男。

 その妹と恋をして結婚するが、持参金の事でもめて村中を巻き込む大騒動になる。


 なんていう話です。
 
 古き良き時代のアメリカ映画で、アイルランドの美しい山河や風情や習慣がユーモアと愛情を持って描かれていて、牧歌的で大好きな作品です。


 ジョン・ウェインが靴の裏でマッチを擦ってタバコに火をつけたり、ポイっと捨てたりするシーンは今じゃ考えられませんけど、何だか小粋というか大らかな時代のアメリカを感じます。


 
静かなる男

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2010年7月6日火曜日

イングリッド・バーグマンの直筆サイン入りポスター

 古い映画のポスターも探せば案外と売っていますが、イングリッド・バーグマンの直筆サイン入りの写真がありました。

 流石に高価です。


 カサブランカのポスターがあればと思ったのですけど、でも若かりし頃の輝くばかりの美貌のイングリッド・バーグマンも良いですね。


 しかし最近は、こういう正統派の美人女優が少なくなってきていて、寂しいものです。



2010年7月5日月曜日

東宝映画「ホープさん」のポスター

 源氏鶏太のサラリーマン小説が原作で、小林桂樹と高千穂ひづるが主演の東宝映画「ホープさん」のポスターがありました。
 
 昭和25年公開では私は生まれていませんけど、こういう大衆的で当時の文化を感じさせるものが残っているのがウレシイですね。



2010年7月4日日曜日

映画「リトルショップ・オブ・ホラーズ」

 1986年製作の映画「リトルショップ・オブ・ホラーズ」をDVDで観ました。

 気弱で人のよい花屋の店員シーモア(リック・モラニス)が、奇妙な植物を手に入れ、売れない花屋の店先にそれを飾ると大評判となり花屋は大儲け。

 シーモアはその植物を憧れの同僚女性オードリー(エレン・グリーン)にちなんでオードリー2と名付けて世話をする。

 しかし実はオードリー2は人の血を吸う吸血植物で・・・。

 
 いきなり黒人女性のコーラスから始まるノリの良いミュージカル仕立てのユーモア溢れるホラー・ファンタジィで以前から一度見たかった作品です。

 作品の舞台が1960年代のアメリカのスラム街で、貧乏から抜け出したいという気持ちを持つ人間と、そのあたりの弱みを知っている食人植物との組み合わせがおかしい。

 オードリーの恋人だという歯科医が笑わせてくれます。

 面白い作品でした。


2010年7月3日土曜日

映画「2012」をDVDで観ました

 2009年製作のローランド・エメリッヒ監督のスペクタル・アドベンチャー映画「2012」をDVDで観ました。

 惑星直列で太陽ニュートリノが変異して地球のコアを過熱、その結果地殻が変動して大地震と大津波により地表が水に覆われるという大災害が極めて短期間のうちに発生する。

 2009年にその事を予想した各国政府は秘密裏に人類救出計画を練るが、それでも救える人間の数はごくわずかでしかない。

 たまたま災害の発生を知った売れない作家でリムジン運転手をしているジャクソン・カーティス(ジョン・キューザック)は、家族をともなって地球の何処かにあるという脱出船を探すのだが・・・。


 惑星直列で大災害が起きるとかいう話は昔聞いたことが有るような気がします。まぁノストラダムスの大予言と同じような感じで受け止めていましたけど・・・。

 インデペンデンス・デイの監督ですから、地球崩壊を迫力満点に描いていますけど、こういう人類滅亡の危機に直面するような状況を、何の力も持たない個人の視点から描くのはムリがあるので、CGを駆使した映像に迫力はあっても身近には感じられない話です。

 あと些かキレイ事が過ぎるような気もする。


 
2012 スタンダード版

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