2014年10月26日日曜日

宝塚雪組公演「伯爵令嬢」

 日生劇場に宝塚雪組公演「『伯爵令嬢』-ジュ・テーム、きみを愛さずにはいられない-」を観に行きました。

 家内の先導で観に行く宝塚歌劇、主演の早霧せいなの舞台開始の口上でタイトルを聞くまで、てっきり「伯爵夫人」というタイトルの舞台だと思っていました。似ているけど夫人と令嬢じゃイメージがずいぶんと違うものです。家内に笑われてしまった。

 原作は少女コミックらしいですが、私はよく知らない。19世紀末のフランスを舞台にして、新聞王として世の中の不正を正そうとする公爵家の跡継ぎアランと、孤児院育ちだけど実は幼い頃に誘拐されたロンサール伯爵家の令嬢コリンヌの愛を描いた物語です。

 アランの告発で自殺した実業家の息子で、アランへの復讐を誓ったフランソワや、孤児院にいたコリンヌと愛を誓い合った盲目の青年リシャール、そして海難事故で記憶を失うコリンヌになりすましてロンサール伯爵家の令嬢と偽るこそ泥の女アンナなどが登場する宝塚向きの話で、物語の初めは舞台転換が多くて説明的でしたが、まぁよく出来ていたと思います。

 主人公二人の見た目が悪くないのが良かったですね。


2014年10月25日土曜日

坂東三十三ヶ所観音霊場巡り その17

 坂東三十三ヶ所観音霊場巡りで、千葉県の霊場に行きました。

 今日出かけたのは第三十一番札所の大悲山笠森寺(笠森観音)と、第三十二番札所の音羽山清水寺(清水観音)です。

 当初はまずJR茂原駅から小湊鉄道バスに乗って笠森寺に行き、それから清水寺に行く予定でしたが、茂原駅南口から9:40に出るはずのバスがいつまで待っても来ません。よくよく見るとこのバスは平日のみ・・・。Yahooの乗換案内で検索した時には表示されたし、家内が小湊鉄道バスのサイトで見た時にも期間限定で動いているはずだったのですが・・・。

 まぁそうは言っても仕方がないので、急遽予定を変更。茂原から長者町までJRで移動して清水寺に行くことにしました。笠森寺の参拝は今日は諦めるかどうするか迷うところです。


●第三十二番札所 音羽山清水寺 拝観料 無料

 JR長者町駅の改札を出て直ぐに左折、道なりにしばらく歩いて線路を渡り、長者町駅から約45分くらい歩くと清水寺の参道の入口になる大きな駐車場に着きます。途中で看板が出ているし、迷うような道ではありませんでした。


こんな感じの案内板があります



 ただ参道の入口から清水寺の仁王門に向かう坂道は、年配者にはキツくて途中で休み休みして歩きました。

クルマなら直ぐだけど歩くとキツイ坂道

 坂道を登りきった先に乗用車用の駐車場が有って、その先が中々風情のある仁王門になります。


仁王門

 ここの仁王様はどことなくユーモラスです。

 仁王門をくぐると階段の上に四天門、更にその先に本堂があります。それ程大きなお寺さんではありませんが、坂東の観音霊場巡りのお寺というイメージに近い雰囲気のお寺です。




四天門


本堂


  御朱印を頂き、さて今日は帰るかどうするか・・・。でもまた出直して違う日に笠森寺に行くとなると、茂原駅か小湊鉄道の上総牛久駅まで来なくちゃいけない。それはそれで大変だし、もし茂原発のバスに間に合うようなら笠森寺にも行っておきたい。

 というわけで、急いで長者町の駅に向かいます。何しろ電車の本数が少ないので、乗り遅れると次は一時間後。駅前には何もないし、あそこで電車が来るのを待っているのもつらそうです。

 せっせと歩いて何とかギリギリ長者町駅にたどり着きました。




●第三十一番札所 大悲山笠森寺 拝観料 200円


 茂原駅南口から上総牛久駅行きのバスに乗って笠森バス停で下車、徒歩5分くらいで笠森寺の参道入口に着きます。


案内が大きく出ているので分かりやすい

 笠森寺は四方懸造りの観音堂が国宝に指定され、また岩の上に建てられていることもあって観光名所になっていて、 清水寺が静かな雰囲気の古刹だったのに比べると参拝者が大勢いました。但し皆さん自家用車か観光バスで来るみたいで、路線バスはそれ程混んでは居ませんでした。



 ここも参道の階段が案外とキツかった。厳しいな、まだかなと思った頃に山門に着くのがいい感じですね。


この参道が年配者には少しキツイ

  観音堂はさすがに国宝、なかなかの景色です。昇り降りも疲れたけど問題ありませんでした。ここにお参りするのに拝観料が200円かかりました。大勢の方がお参りしています。



日本で唯一の四方懸造りの観音堂

観音堂の上から見た山門

 

 午歳御開帳ということで、ご本尊の十一面観音さまを真近で拝顔できて良かったです。笠森寺には縁がないような気がしていましたが、無事に参拝出来て良かった。


 さぁこれで、いよいよあと一つ。第三十三番札所の補陀洛山那古寺を残すのみとなりました。




2014年10月18日土曜日

ボストン美術館浮世絵名品展 北斎

 上野の森美術館で開催されている「ボストン美術館浮世絵名品展 北斎」を観に行きました。

 ボストン美術館はフェノロサなどが収集した浮世絵作品を沢山集めて、日本以外では世界で最も浮世絵を多く持っている美術館だそうです。今回も「富嶽三十六景」など有名な作品がたくさん展示されていました。

 やっぱり「神奈川沖浪裏」や「凱風快晴」いわゆる赤富士が良かった。西洋の油絵を観てから浮世絵を観ると、写実性という事よりもデフォルメした視点の斬新さが際立って見えて、新しい表現方法を模索していた印象派の時代の画家達に大きな影響を与えたというのも何となく分かるような気がします。

 ヨーロッパの美術に比較するとこじんまりした印象を受ける日本の美術ですが、手法が違うだけでけっして見劣りするようなものではないと再認識しました。

 でも外国人から指摘されないと、自分たちの良さを公平に判断できないというのは、何だか今も変わらないような気がします。





2014年10月12日日曜日

宝塚花組公演「エリザベート」

 家内と東京宝塚劇場に花組公演「エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-」を観に行きました。

 死神トートが明日海りお、オーストリア皇后エリザベートが蘭乃はなという配役で、物語そのものは何度も観ているので特に思うこともありません。東宝のミュージカルだとトート役は山口祐一郎などの男性が演じてそれなりの力強さがありますけど、宝塚の場合はそこら辺はどうしても無理です。

 明日海りおのトートは死神といえば死神らしい鋭さや怪しさがあって、これはこれで悪くはない感じがしました。ただ声が出ないような印象を受ける場面がありました。後で家内がどこか具合が悪かったのかしらと話していて、歌詞も間違えていたらしい。私自身は気が付かなかったけど、風邪でもひいていたのかな?

 エリザベートはミュージカルらしいセリフも歌になっている作品なので、歌が上手でないと物足りなさを感じてしまいますが、少なくとも今日観劇した感じでは、今ひとつの出来栄えだったような気がします。

 それは明日海りおだけでなく、娘役トップの蘭乃はなもそんなに良く声が出ていなかった感じ。彼女はこの作品が退団公演となるようですけど。

 まぁそれでも今の宝塚歌劇でベルバラと並ぶ人気作品ですし、全体的には面白かったと思います。