2014年1月3日金曜日

今戸神社と待乳山聖天

 2014年の初詣には浅草の今戸神社と待乳山聖天に出かけました。

 今戸神社は招き猫発祥の地を謳う神社です。近年では縁結びの神社としても売り出しているみたい。

 私が若いころには、至ってごく普通の神社という印象でしたが、いつの間にやら有名になっていて驚きですが、年頃の子供を持つ親として参拝してきました。




 小さな神社ですが、撫でると霊験があるという招き猫があり、参拝された方が列を作っていました。私の家にも何か幸運があると良いのですが・・・。






 待乳山聖天は今でこそ知名度が高いとは言えないと思いますが、由緒あるお寺で池波正太郎の時代小説などを読むと良く登場してきます。 今では上野のお山と同じで、山という雰囲気は感じませんけど、江戸時代には少し小高い山という感じがしたのでしょうね。




 本堂にお参りするとお神酒が振舞われました。またお神楽を丁度見ることが出来ました。



  
 浅草寺にも寄りましたが、こういう地元に密着した神社仏閣も身近に感じられて良いものですね。

宝塚雪組公演「Shall we ダンス? / CONGRATULATIONS 宝塚!!」

 東京宝塚劇場に宝塚雪組公演「Shall we ダンス? / CONGRATULATIONS 宝塚!!」を観に行きました。

 今年は宝塚の100周年ということもあり、開演に先立ち、「清く正しく美しく」と書かれた扇型の背景の前で、大劇場で公演中の星組以外の各組のトップスターと娘役トップ、それに専科の轟悠の口上がありました。

 轟悠が珍しく、最後のところで少しかむような場面もありましたが、彼女の声はなかなか響いて良いですね。女性とは思えない。


 「Shall we ダンス?」は周防正行監督の映画をミュージカルにした作品。内容的に宝塚向きという印象を持って観ましたが、正直言って映画のほうが良かったかな。周防監督の原作映画もハリウッドのリメイク版も観ましたが、今日の宝塚のミュージカルは説明不足というか消化不良のような気がしました。

 ショーの「CONGRATULATIONS 宝塚!!」はなかなかすごかったですね。最初から最後まで明るく賑やかで派手な舞台で、これは皆さん疲れてしまうのではないかと思いました。

 客席も一体となった賑やかなショーが続いて、宝塚らしくとても華やかな舞台でした。

 初日ということで組長さんとトップスター壮一帆の挨拶がありましたが、客席が総立ちで拍手していました。私もずいぶんと宝塚を観ましたが、立って拍手したのは初めてです。



2014年1月1日水曜日

小津安二郎「秋日和」

 小津安二郎監督の「秋日和」を観ました。

 淡々とした映画で、物語に起伏がある訳ではないけど、何やら映画を観ているだけで懐かしい気がして、今の価値観とは違った価値観で生きる日本人の姿が新鮮な気がして、思わず作品の世界に浸ってしまいます。

 多分私が20代、30代の時に観ていたら、こういう感想は抱かなかったでしょうね。


 夫を亡くした三輪秋子(原節子)とその娘アヤ子(司葉子)が中心になって物語は進みます。

 亡くなった三輪の七回忌の法要に出た三輪の友人間宮(佐分利信)、平山(北竜二)、田口(中村伸郎)の3人は、適齢期になったアヤ子の結婚相手を見つけようとするが、アヤ子は母を一人残して結婚する気はないという。それでは秋子の再婚話も進めようとする3人と三輪母娘のすれ違いなどを描いた、しっとりとしたコメディ・タッチの作品です。

 あの頃の人達は、こういう話し方をしたのかな?ゆったりとして品があるような気がします。それに過剰なお節介が描かれていますが、母娘の互いを思いやる姿とともに、他人に対する関心の深さが今と違っているところが、とても人間的な感じです。

 女(男もか?)は適齢期になったら結婚するのが常識だった時代の物語。今の感覚から見ると少し奇妙かもしれませんが、こういう時代だったら少子高齢化の恐れは少ないかも知れませんね。