2010年10月31日日曜日

映画「十三人の刺客」を観ました

 三池崇史監督作品の映画「十三人の刺客」を観ました。

 出演者がずいぶんと豪華な映画でしたね。

 暴虐の限りをつくす明石藩主松平斉韶(稲垣吾郎)は、現将軍の弟で近々老中という幕府の要職に就くことが決まっている。

 しかし斉韶のあまりの非道ぶりに、明石藩の江戸家老が切腹して上申書を幕府にあげたものの、将軍はそれを要れず、老中土井利位(平幹二朗)は表向き将軍の意向を汲む姿勢を見せながらも、幕府の目付島田新左衛門(役所広司)に斉韶暗殺を命じる。

 島田新左衛門に心服し、自らの命の危険も顧みずに彼の元に集まった13人の刺客が、参勤交代で明石に向かう松平斉韶を討つために立ち上がる。


 稲垣吾郎扮する松平斉韶があまりに残虐な人物で、こんな頭のいかれた主君は江戸時代だったら毒を盛られるかご乱心と言うことで座敷牢だろうなと思って観ていましたけど、わずか13人で200人以上の敵に立ち向かう話ですから、あまり深く考えることはないですね。

 出だしが少々暗い作品ですけど、後半は派手なアクションが続くエンターテインメント作品です。

 三池崇史監督というとクローズZEROを思い出しますけど、山田孝之や高岡蒼甫、波岡一喜などクローズZEROの出演者もいるし、ちょっと雰囲気が似ているところもある気がします。


 アイドルなのに稲垣吾郎が狂人の藩主を巧みに演じていましたね。

 面白かったです。


2010年10月30日土曜日

アニメ映画「カールじいさんの空飛ぶ家」

 ピクサーのアニメ映画「カールじいさんの空飛ぶ家」をDVDで観ました。

 思っていた以上に良かったです。

 特に出だしの部分は、先日観た「つみきのいえ」と同じような人生を見つめる視線が感動的で、いいなぁと呟いてしまいます。

 まぁ私自身が歳とった証拠なんでしょうね。

 南米の秘境に旅立った冒険家マンツにあこがれる幼い少年カールが、同じようにマンツを崇拝するわんぱくな少女エリーと出会い、そして成長して二人は一緒になり、いつかは二人で冒険の世界を旅したいと計画していたのに、その夢をかなえることなくエリーは永眠し、カールは一念発起してエリーと暮らした家に無数の風船を結びつけて冒険の旅に出る。

 ディズニーの映画だしアニメだし、子供向けの冒険物語のようなイメージを持つ人も多いと思いますけど、多分私と同年輩とかそれ以上の世代の方が見たほうが感動するような気がする。

 もちろん風船で空を飛んで南米の秘境にたどり着くなんて、荒唐無稽な話ですし、秘境での冒険もありえない話だけど、カールじいさんが歩んできた人生を想像すると、不思議と違和感を感じずに見てしまいます。

 実は日常の細やかな日々も、カールとエリーの冒険だったというのが素晴らしいですね。


 ホント、良かったです。



2010年10月24日日曜日

映画「つみきのいえ」

 2008年のアカデミー賞短編アニメ賞を受賞した映画「つみきのいえ」をDVDで観ました。

 セリフもなく、わずか約12分の長さの短編アニメですけど、観ていてほろっときてしまいました。

 水の中に浮かぶように建つ建物群、水かさが年々増えていく世界。

 積み木を重ねたようにして、水没する家の上にまた家を建てて暮らしている一人暮らしの老人が、愛用のパイプを落としてしまい、それを拾うためにダイビングスーツを買って水の中に潜る。

 ひとつ下の層に潜る度に甦る過ぎし日の思い出。子供の成長、最愛の妻との出会い。それが余計な言葉がなく逆回しで表現されていくところが素晴らしい。

 シンプルで独特な雰囲気の絵も良いですね。この作品はアニメの形をとった詩ですね。すごく良かった。

 

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2010年10月23日土曜日

男と女の不都合な真実

 DVDで映画「男と女の不都合な真実」を観ました。

 しっかり者だけど少し堅いTVプロデューサーのアビー(キャサリン・ハイグル)が、TV番組で過激な意見を語る恋愛カウンセラーのマイク(ジェラルド・バトラー)に反発しながらもチームを組まされ、隣人の医師コリン(エリック・ウィンター)との仲を取り持って貰ううちに、お互いが気になりだしてというロマンチック・コメディ。

 ジェラルド・バトラーは少し野性的でこ汚い役が似合いますね。それがまた格好良く見えるからうらやましい。

 キャサリン・ハイグルはこうして見るとやっぱり美人だし、コミカルに下ネタをこなせるラブコメの新しい女王という感じ。作品に恵まれればメグ・ライアンを超えるんじゃないかと思います。

 主演の二人の息が合っていて、けっこう笑えるし、面白い作品でした。



2010年10月16日土曜日

映画「ナイト&デイ」

 トム・クルーズとキャメロン・ディアス主演の話題のアクション映画「ナイト&デイ」を観てきました。

 素敵な男性との出会いを夢見るごく普通の女性ジューン(キャメロン・ディアス)が、ウィチタ空港で出会った男性ロイ(トム・クルーズ)。

 ジューンはハンサムで明るいロイに惹かれるのだが、しかしロイは世紀の発明品を持って逃走中の工作員で、しかもジューンとロイが乗った旅客機はロイを追う組織に操られ、その騒動の中で敵の工作員とパイロットまでがロイに殺害されてしまい、旅客機はロイの操縦で不時着を余儀なくされる。

 一旦は危険なロイと離れられたはずなのに、何故かジューンはロイを取り巻く大きな事件に巻き込まれていく。


 コミカルなロマンチック・サスペンス風の作品です。

 こういう作品を作るとしたらこの二人しかいないと言う絶妙のキャスティングで、物語はともかくテンポが良いし、急な場面転換を変に説明しようとせずにガンガン話を展開させていくところが上手い。

 オーストリアとかスペインとか南の島とか、女性の好きそうなロマンチックな舞台を上手に生かして、ありえないようなアクションも素直に見られるし、ロイとジューンの会話がまた可笑しいし洒落ていて理屈ぬきに楽しめる作品です。



2010年10月9日土曜日

映画「幻影師アイゼンハイム」をDVDで観ました

 2006年製作の映画「幻影師アイゼンハイム」をDVDで観ました。

 19世紀末のオーストリア・ウィーンで舞台に立つ幻影師アイゼンハイム(エドワード・ノートン)は、際立った才能を発揮して独創的なイリュージョンを見せている天才手品師。

 その評判を伝え聞いたオーストリア皇太子レオポルド(ルーファス・シーウェル)は、婚約者の公爵令嬢ソフィ(ジェシカ・ビール)を連れて彼のショーを観に来る。

 しかしアイゼンハイムは、皇太子の命により舞台に立ったソフィの姿を見て驚愕する。何故ならソフィこそ、彼がまだ若いころに恋に落ち身分の違いから仲を引き裂かれた女性だった。

 
 天才的な幻影師と、満たされない人生を歩んできた公爵令嬢の愛を描いた、ミステリアスな要素がいっぱいのラブストーリーです。

 なかなか良く出来た作品で、最後まで引き付けられる作品です。ただアイゼンハイムの行うイリュージョンが大きな要素を占めていますけど、このタネが良く分からなかったですね。

 舞台が19世紀のオーストリアということで、全体的に落ち着いた格調のある作品で、ジェシカ・ビールが良いですね。彼女は「NEXT ‐ネクスト‐」を観たときにはあまり印象に残らなかったけど、こうして観るとなかなか魅力的な女優さんです。

 予想した以上に面白い作品でした。


2010年10月3日日曜日

映画「スラムドッグ$ミリオネア」

 2008年製作の映画「スラムドッグ$ミリオネア」をDVDで観ました。

 2009年のアカデミー作品賞を受賞したインドを舞台にしたイギリス映画です。

 インドのムンバイのスラム街に生まれ、貧しい暮らしの中で育った青年ジャマールが、世界的な人気番組「クイズ$ミリオネア」に出演して、最後の一問を残して全問を正解する。

 残りの一問は次回という時に、無学な彼が答えられるのは不自然だと詐欺の疑いで警察に連行され、拷問を受けることになってしまう。

 その取調べの中で明らかにされていく彼の過去。彼はどうやって全ての答えを知ったのか・・・。


 「クイズ$ミリオネア」は日本でもみのもんたが司会者で放映していましたけど、同じ内容でインドでも放映されていたのは知りませんでした。確か元々はアメリカの番組だったと思います。

 日本で1千万円と言っても、人生が大きく変わるほどの金額ではありませんけど、インドでは事情がだいぶ違うようで、貧しい人たちはこの番組に夢を託しているようです。

 そんな中で明らかになっていく、ジャマールの生い立ちと悲惨な事件、そして兄や幼馴染の女の子ラティカと生き抜いた日々。

 私には想像もつかない世界ですけど、現実に世界中にスラム街はあるし、ジャマールのような生き方を強いられている人々は沢山いると思います。

 この作品は、そういう生活の中でも愛と夢を持つ大切さを語りかけてきて、流石にアカデミー賞受賞作という感じを強く受けます。


 エンディングが如何にもインド映画っぽくなって、思わず笑ってしまいました。



スラムドッグ$ミリオネア

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2010年10月2日土曜日

映画「ゴールデン・スランバー」

 2009年製作の映画「ゴールデン・スランバー」をDVDで観ました。

 2008年度の本屋大賞を受賞した伊坂幸太郎のミステリィ小説を映画化した作品です。

 原作も読みましたが、やっぱり映画の方が原作の小説よりも面白い作品は少ないですね。この作品も比べれば原作の方が良い。

 ただこの作品は原作に忠実でいながら上手に省略した映画で、どこか非現実的でこっけいなノンストップ・サスペンスの味わいは良く出ていたと思います。それにビートルズのゴールデン・スランバーが流れてくるのは映画ならではですしね。


 ひたすら逃亡する人の良い主人公を演じる堺雅人がなかなか良い感じです。出演者もけっこう豪華で観ていて楽しめる作品でした。


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2010年10月1日金曜日

アメリカの俳優トニー・カーチス氏が亡くなる

 マリリン・モンローやジャック・レモンと共演した「お熱いのがお好き」などの出演作で知られる俳優のトニー・カーチス氏が心不全のため85歳で亡くなりました。

 何だか最近訃報ばかりですねぇ・・・。寂しいねぇ・・・。


 トニー・カーチスとなると、私はどうしても日曜洋画劇場の淀川長治氏の名解説が頭に浮かんできます。

 人種差別を題材にしたヒューマン・ドラマで、シドニー・ポワチエと共演した「手錠のままの脱獄」や、ジーナ・ロロブリジーダ、バート・ランカスターと共演した「空中ぶらんこ」などの懐かしの名作をよく観たものです。

 二枚目で格好良いけど、どこかトボけた味わいも有って好きだったなぁ・・・。


 謹んでご冥福をお祈り致します。


  
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