2017年4月23日日曜日

ミュージカル「王家の紋章」

 家内と帝国劇場に東宝のミュージカル「王家の紋章」を観に行きました。

 考古学を研究しているアメリカ人の少女が、ピラミッドの発掘現場で王家の棺に触れたことから、古代エジプトの呪いを受けて、その時代のエジプトにタイムスリップしてしまう、というような内容のミュージカルです。





 原作は少女漫画のようですが、何となくスッキリとしないお話という感じを受けました。古代エジプトに一人転移させられた少女が、現代の感覚で王に意見したり、現代の知識で奇跡を起こしたりする展開はまずまずですけど、お終いの方が何やら中途半端な気がします。

 演出家の荻田浩一さんは宝塚歌劇の演出家だった方ですから、どことなく宝塚っぽい雰囲気も感じました。

 古代エジプトにタイムスリップする少女キャロルはダブル・キャストのようですけど、私が観た舞台では元AKB48の宮澤佐江が演じていました。そのキャロルが古代エジプトで出会い恋に落ちるファラオ・メンフィス役は浦井健治、キャロルに呪いをかけるメンフィスの姉アイシスは濱田めぐみ、エジプトの賢人イムホテップは山口祐一郎が演じています。

 主役二人が特に下手というわけではないのですが、山口祐一郎をはじめとした脇役が上手に歌うので、主役が少し物足りない印象を受けましたが、家内は特にそんな風には感じなかったそうです。

 全体的には楽しめるミュージカルだと思います。





2017年4月20日木曜日

大英自然史博物館展 良かったです。

大英自然史博物館展」を観に行きました。

8000万点の収蔵標本があるという大英自然史博物館の中から、選りすぐりの所蔵品を展示しているという展覧会です。

春休みの間は混雑しているだろうと、この時期まで待った甲斐があって、開館と同時くらいの時間に入館したのですが、平日ということもあって予想外にじっくりと見学できました。

さすがの大英博物館で、展示品も見ごたえ満点でしたが、展示の仕方や展示品の動画などに工夫が凝らしてあって、観ていて飽きません。特に化石や骨格の標本などはすごかったですね。

三葉虫の化石は、よくこんな化石が残っていたねと思うほど特徴が分かりやすかった。





今回の展示品の目玉の一つの始祖鳥の化石も有名ですけど、現物をこの目で観られるとは思いませんでした。更に始祖鳥の化石から始祖鳥が復元されて博物館内を飛び回る動画などがあって、こんな風に化石化したのかと分かりやすくて素晴らしい。





骨格標本はサーベル・タイガーやナマケモノの先祖やら恐鳥モアなどに迫力がありました。動画以外は原則として写真撮影がOKなのもうれしいですね。





チャールズ・ダーウィンの「種の起源」の手稿が展示されていたのにも感動しました。





この展覧会は是非観に行くべき展覧会ですね。とても良かったです。





2017年4月7日金曜日

映画「高慢と偏見とゾンビ」

観ようと思って見損なった2016年公開の映画「高慢と偏見とゾンビ」をAMAZONビデオで観ました。

何年か前にオースティンの不朽の名作恋愛小説「高慢と偏見」にゾンビをマッシュアップさせて評判になったセス・グレアム=スミスの原作小説が、ついに映画化されて登場した作品。

原作を読んだ時に、映画化権をナタリー・ポートマンが購入して映画化される予定と解説かなにかで読んだ記憶がありましたが、やっと公開されたかという感じです。

感染者がゾンビ化するという謎のウィルスが蔓延する18世紀末のイギリスを舞台にして、平和な田舎町ロンボーンに越してきた裕福な紳士ビングリーの友人ダーシー(サム・ライリー)が、ロンボーンの名家ベネット家の次女エリザベス(リリー・ジェームズ)に惹かれるという基本は抑えながらも、そこに人間を襲うゾンビを絡ませて進行するアクション・ファンタジイです。





セス・グレアム=スミスの小説は、ジェイン・オースティンの原作に案外と忠実でしたが、映画となるとそうも行かないみたいで、かなりアクションに偏った印象です。

結果的に格調の高さと奥床しいロマンスの要素が薄れてしまい、奇妙なゾンビ・アクション映画になってしまったように思います。

そういう意味では、期待はずれだったというのが正直な印象ですけど、原作とか知らずにゾンビが登場する風変わりな恋愛アクションだと思って観ている分には、この映画はこの映画なりに面白いとは思います。


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2017年4月3日月曜日

宝塚宙組公演「王妃の館 -Château de la Reine-」

東京宝塚劇場に宝塚宙組公演「王妃の館 -Château de la Reine- / VIVA! FESTA!」を観に行きました。

「王妃の館」は浅田次郎の原作小説をミュージカル化したコミカルな舞台で、何となく少女マンガを元にした作品みたいだなと感じました。

太陽王と呼ばれたルイ14世が残した館を利用したフランスの高級ホテル「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ(王妃の館)」に、日本のツアー会社が客を送り込む。実は「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ」は経営難に苦しみ、ツアー会社も倒産目前の状態で、何とこの会社は裕福な客を集めた高額なツアーと格安ツアーの両方で客を集め、ホテルの部屋をダブル・ブッキングしていた。

高額ツアーの客の一人でスランプ気味の恋愛小説家・北白川右京(朝夏まなと)は、このホテルで新作を執筆しようとするが、なかなか良いアイディアが浮かばない。

そんなところに、館を建てたルイ14世の亡霊(真風涼帆)が現れ、かつての自分の秘められた恋の物語を語るのだが・・・。


変人や曰く有りげな人物揃いのツアー客が巻き起こすドタバタ喜劇と人情ドラマが展開されていきますが、本当に浅田次郎原作??と思うような出来栄えで、原作小説を読んでみたくなりました。

どこもかしこもハッピーなエンディングなのも平和で良いけど、内容的には薄い感じですね。


「VIVA! FESTA!」は世界各地の祭りをテーマにしたというショーで、華やかというよりは賑やかで楽しいショーでした。

YOSAKOIソーラン祭りの和太鼓のリズムが印象深くて、特にそういう印象を持ったのかも知れませんね。

テーマが一貫していて良かったと思います。