2010年1月27日水曜日

映画「容疑者Xの献身」を観ました。

 映画「容疑者Xの献身」をDVDで観ました。ミステリィ作家東野圭吾の直木賞受賞作の「ガリレオ・シリーズ」の同名の作品を映画化した2008年の話題作です。

 別れた夫富樫慎二に隠れるようにして中学生の一人娘美里(金澤美穂)と暮らしている弁当屋の花岡靖子(松雪泰子)のアパートに、ある日突然富樫が現れ金をせびる。

 富樫に殴りかかった美里に乱暴する富樫を止めようとして、靖子はこたつの電源コードで富樫の首を絞め殺してしまう。

 錯乱する靖子たちだが、そこに騒ぎを聞きつけた隣人で冴えない高校の数学教師石神(堤真一)が現れて、死体の処分とアリバイ工作をしてくれる。

 そして顔をつぶされ手足を焼かれ身元が分からなくなった状態で富樫の遺体が発見される。

 担当刑事の内海薫(柴咲コウ)は容疑者の一人として靖子のアパートに出向くが、そこで出会った石神が懇意にしている天才物理学者の湯川学(福山雅治)と同じ帝都大出身であることを知り、その事を事件の相談をした湯川に話す。

 湯川に「僕の知る限り本物の天才」とまで言わせた石神に久しぶりに会いに行く湯川だが、石神の様子を見て事件に不信を抱き始める。


 小説は素晴らしかったです。だからこの作品にも興味は有りました。ただ原作では本当に冴えない石神を堤真一が演じるのはどうかな?と思っていましたが、堤真一は流石でしたね。違和感はあまり感じなかった。

 ただ原作と比べるとやっぱりチョット足りない感じは受けます。原作は泣けたけど、映画ではそこまでの感動は受けなかった。

 映画だけ見ればそんなに悪い作品ではないのですけどね。



映画「容疑者Xの献身」

2010年1月23日土曜日

坂東三十三ヶ所観音霊場巡り その2

 前回出かけてから大分間が空いてしまいましたが、やっと坂東三十三ヶ所観音霊場巡りの続きをすることにしました。

 前回のブログはこちら → 坂東三十三ヶ所霊場巡り 一番~四番

 今回は神奈川県にある第五番札所から第八番札所を電車・バス・徒歩で回りました。


第五番札所 飯泉山 勝福寺 拝観料 なし

 JR東海道線の鴨宮駅から徒歩で約25分くらいかけて行きました。住宅街の中を歩いていきますけど、あまり高い建物もなく少し懐かしい気がする街並みです。遠くに富士山が見えるのが何かうれしい。  




 勝福寺は弓削道境が天平勝宝五年(753年)に開山したと言うお寺で、なかなか境内が広くて立派なお寺でした。ご本尊は十一面観音をお祀りしています。

 若かりし頃の二宮尊徳がこのお寺でお経を聞いて深く感ずるものが有ったと言う言い伝えに基づいて二宮金次郎が本尊を礼拝している像が有ったり、重要文化財の龍頭の手水鉢など、由緒正しい古刹という雰囲気を感じさせる寺院です。



 朝も早く出かけたので、お寺の中もあまり人気がなく空いていて気持ちが良かった。



第七番札所 金目山 光明寺 拝観料 なし

 勝福寺をお参りした後は、鴨宮まで歩いて戻り東海道線で平塚へ。平塚から金目川を横手に見ながら走る金目行のバスに乗り、およそ25分くらいの金目駅バス停で下車、徒歩5分くらいで七番札所の光明寺に着きました。





 道儀上人が大宝二年(702年)に創立したと言う由緒正しいお寺で、山門には仁王像と大きな草鞋が飾ってあります。本堂の前に幟が沢山立っていて賑やかな雰囲気がします。





 朱印をいただいて門の方に戻る途中に水琴窟があることに気が付きました。水琴窟って実物を見るのは初めてです。

 竹筒に耳を近づけると、確かに琴のような鉄器の風鈴のような音が聞こえてきます。ちょっと感動しました。



 

 光明寺は全体的にこじんまりした感じで、そこが私はとても気に入りました。また手水場に真新しいタオルが用意されていたのも、ずいぶんと気配りのあるお寺さんだと感心しました。



第六番札所 飯上山 長谷寺 拝観料 なし

 光明寺をお参りした後は金目駅バス停まで戻って秦野駅行きのバスで小田急線秦野駅まで向かいます。次に向かうのは第六番札所の長谷寺。

 秦野から本厚木まで小田急に乗り、本厚木から5番のバス乗り場で宮ヶ瀬行きのバスに約30分乗って飯山観音前バス停で下車。ここから長谷寺まで歩きます。

 これから行く長谷寺は大分奥まったところにあるらしいので、昼食が出来ないと面倒だと思い本厚木で昼食をとってから来たのですけど、結果的には山門前にうどん屋がありました。折角普段出かけないような所に来ているのだから、こちらで食事すれば良かった。チョット残念。 




 バス停から山門までは5分強と言ったところでしょうか。しかし山門から見上げると先が見えない階段・・・。

 昔ならいざ知らず、近頃歩くことが少ないのでこれが実にキツクて、途中で息が切れて夫婦揃ってゼェゼェハァハァと言いながら、何とか登りきりました。




 長谷寺(飯山観音)では、まずは仁王像が出迎えてくれます。この仁王門を抜けてしばらく行くとやっと本堂が見えてきます。



 何でも源頼朝が造成させたのが始まりといわれ、神亀二年(725)創立の長谷寺は十一面観世音菩薩をお祀りしています。本堂の中では十一面観音さまと大黒さま、役の行者の像が安置されていました。

 長谷寺は山にあるお寺らしい閑静な佇まいが、気持ちを落ち着かせてくれるようなお寺で、お参りした時にはここまで来させて頂き有難うございました、というような気持ちになりました。

 それにしても上りはしんどかったけど、下りは楽だったのが有り難い。



第八番札所 妙法山 星谷寺 拝観料 なし

 本日の最後の参拝は小田急線座間駅から徒歩で5分くらいの場所に有る星谷寺です。バスで本厚木まで戻り小田急線で座間へ行きます。

 まずは立派な仁王像がお迎えしてくれます。



 星谷寺はいかにも町の中にあるという雰囲気のこざっぱりしたお寺で、ご本尊は聖観世音菩薩をお祀りしています。



 星谷寺の七不思議とかあるらしいのですけど、案内図がちょっと分かりづらかったですね。



 コンパクトな境内に色々なものが有ったような印象でした。



 しかし巡礼という程ではないものの、こういうお寺を巡る旅も良いものです。33箇所全て回るのは無理にしても、今年は何度かお参りを続けたいと思います。

   
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2010年1月22日金曜日

ハイチ大地震で寄付するハリウッド俳優たち

 ハイチ大地震の救済でアメリカの俳優さん達が多額の寄付をしているようです。

 Yahooニュースを見ているだけでも、レオナルド・ディカプリオが100万ドル(約9000万円)、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが同じく100万ドル、サンドラ・ブロックもハイチで救済活動を行う国境なき医師団に100万ドルを寄付したといいます。

 他にもジョージ・クルーニーが100万ドルをチャリティ団体のナット・オン・アワー・ウォッチに寄付、スーパーモデルのジゼル・ブンチェンも救済費用として150万ドル(約1億3800万円)を寄付したらしい。


 ジョージ・クルーニーは寄付をつのるための2時間番組も行うらしいし、スカーレット・ヨハンソンなんかは、ハイチ大地震の救済活動支援で彼女と一緒に過ごせる権利をオークションにかけるとのこと。


 こういうところがアメリカのセレブの偉いところですよね。


 私も貧者の一灯しなくちゃいけないかな。

2010年1月17日日曜日

GIブルース

 エルヴィス・プレスリー主演の1960年製作の青春音楽映画「GIブルース」をDVDで観ました。

 大戦後の西ドイツに駐屯するGIのタルサ(エルヴィス・プレスリー)は、フランクフルトのクラブのダンサーで誰にもなびかないと言われているリリー(ジュリエット・プラウズ)を口説き落とす賭けにのるが、ひょんな事から彼自身が口説く役回りになってしまう。

 偽りの恋に気乗りしないものの、仕方なくリリーに近づくタルサだが、デートしているうちに二人は互いに惹かれあっていく。

 
 全編にプレスリーの曲が流れる明るい作品で、フランクフルトの観光案内的なところもある作品です。


 いつでもどこでもプレスリーが歌いだすと周りの女性達がメロメロになってしまうのは相変わらずの定番ですけど、例えば若大将シリーズでの加山雄三とは違ってプレスリーは本当に歌が上手いから、そういう場面で違和感をさほど感じませんね。

 リリー役のジュリエット・プラウズのダンス・シーンがなかなか魅力的でした。しかし50年も昔の作品なのか・・・。



映画「GIブルース」

2010年1月16日土曜日

映画「グラン・トリノ」

 クリント・イーストウッドが監督・主演を務めた2008年製作の映画「グラン・トリノ」をDVDで観ました。やっぱ歳とってもクリント・イーストウッドは格好良いなぁ・・・。

 妻に先立たれた元軍人のウォルト(クリント・イーストウッド)は、頑固で息子たちとも疎遠な一人暮らしの老人。彼が暮らしている町は白人が減って行き、黒人とそしてアジア系の移民が増えている。

 偏屈なウォルトは最近の無礼で根性がない若者たちをそっと罵り、隣人のラオスから移民したロー一家にもそっぽを向き、自宅のバルコニーでビールを飲みながら変わってしまった自分の周囲を嘆いている。

 そんな中ウォルトの隣人ロー家の、仕事もなく学校にも行かずにいる少年タオ(ビー・ヴァン)が、仲間のラオス人のチンピラ・グループにそそのかされて、ウォルトが大切にしているヴィンテージ・カー「グラン・トリノ」を盗もうとするのを阻止した事と、タオの姉でしっかり者のスー(アーニー・ハー)を黒人のチンピラ達から救ったことから、ウォルトとラオス人の地域社会との交流が生まれ、ウォルトがタオの面倒を見始める。

 しかしタオがグループに背を向けたのを快く思わない不良グループは・・・。


 何だか偏屈なウォルトが、歳をとってはいても昔のクールなガンマンのようで、ちょっと現代版の西部劇のような話です。

 自分の世界が情けない状況に変化した事に馴染めないでいる偏屈爺さんが、最後に世間に一矢報いたという話でもあると思います。


 色々な解釈が出来る映画ですけど、アメリカのTVドラマ「ローハイド」のガンマン役で売り出したクリント・イーストウッドが、こういう役をするところが面白いと言うか意味があるような気がします。

 良い作品でしたね。




映画「グラン・トリノ」

2010年1月11日月曜日

映画「眺めのいい部屋」

 1986年製作の映画「眺めのいい部屋」をDVDで観ました。

 先日話題になった「何度見てもすごい50本」に入っている映画で、私は聞いたこともなかった作品だったので興味が有りました。

 20世紀初頭が舞台。イギリスの良家の令嬢ルーシー(ヘレナ・ボナム=カーター)がフィレンツェで出会った青年ジョージ(ジュリアン・サンズ)。

 無口ではあるが実は情熱的なジョージに突然口づけされたルーシーは、イギリスに急遽帰国し上流階級の気取った男と婚約するが、近所にジョージの父親が越してきて・・・。


 全体的に優雅で格調高い雰囲気が感じられる古風なロマンス小説のような作品で、原作はイギリスの小説家エドワード・モーガン・フォースターです。

 最近ではハリポタ・シリーズでの悪い魔女べラトリックス役やスウィーニー・トッドの人肉パイを作るミセス・ラベット役など、どことなく不気味な怪女役が多いヘレナ・ボナム=カーターですけど、若かりし頃のこの作品では実に可憐な女性を演じています。

 あのフィレンツェでこういうロケが出来たというのがスゴイですよね。



映画「眺めのいい部屋」

2010年1月10日日曜日

映画「アバター」を観ました。

 ジェームズ・キャメロン監督の12年ぶりの新作だという映画「アバター」を観ました。

 3Dという事で話題になっていますけど、私が観たのは2Dの方です。どうも3Dだと酔ってしまう気がしたのですけど、でも見終わった後には3Dも観たいなという気持ちになりました。


 戦闘で下半身不随になった元海兵隊員ジェイク(サム・ワーシントン)は、亡くなった兄の代わりに惑星パンドラにやって来る。

 パンドラには、この惑星にしか存在しない非常に貴重な資源を採掘する企業と、それを支援する軍隊が派遣されているが、分厚い甲殻に守られた動物やナヴィ族という原住民たちが採掘の邪魔になっている。

 その為ナヴィ族と人類のDNAを組み合わせてナヴィ族そっくりの擬似生物アバターを作り、それと適合する人間がアバターの意識に入り込んで原住民と交渉する役割を果たしている。

 兄の代わりにアバターとなったジェイクは、ナヴィ族の中に入り込んで行くのだが・・・。


 何だかスゴイ映画を観たと言うのが実感です。

 惑星パンドラの美しさ、そこに原生する過酷な動植物体系、勇敢だが他の生物と共存して生きていく術を身につけているナヴィ族。

 自分の都合で資源を奪い取ろうとする地球の大企業と、その手先となったジェイクが徐々にパンドラの世界とそこで恋に落ちるナヴィ族の娘ネイティリに心を移して行く様が自然で、観ているうちにナヴィ族の方に感情移入して行くのが不思議な気分です。

 物珍しさだけの映画かとも思っていたのですけど、迫力有る戦闘シーンもスゴイけど、何よりも貴重なメッセージ性を持つ作品で、エンターテイメントな部分とメッセージがとてもバランスが良くて新年早々良い作品を観ることが出来ました。


2010年1月7日木曜日

アジアカップ最終予選 日本が逆転勝利

 サッカーのアジアカップ最終予選で日本がイエメンに3-2と逆転勝利を収めました。

 治安に不安がいっぱいでしたけど、何事も起こらなかったようで良かったですね。

 試合は途中出場した平山相太がハットトリックを達成。最近の平山には何となく勝負強い印象がありませんでしたけど、相手がイエメンとはいえこの活躍で、ひと頃の輝きを取り戻したような感じですね。

 いつでもFWが不足している日本代表に、点が取れるFWが戻ってきたのは嬉しいですね。

2010年1月3日日曜日

映画「花よりもなほ」

 V6の岡田准一と宮沢りえ主演の2006年製作の映画「花よりもなほ」をDVDで観ました。

 赤穂浪士の仇討ち事件が起こる少し前の元禄時代。父の仇を討つべく江戸は深川の貧乏長屋に住み着いた若い武士青木宗左衛門(岡田准一)。

 仇を探して早3年の月日が流れたものの仇はなかなか見つからず。しかし何よりも宗左衛門は実は剣の腕前がからきしで、長屋で寺子屋まがいの事をしている方が性に合う。それにこの長屋は居心地が良くて、しかも同じ長屋に住む武家の妻女おさえ(宮沢りえ)母子の事も気に掛かる。

 そんな中で見つけてしまった仇の金沢十兵衛(浅野忠信)は、江戸の庶民に身をやつして後妻と連子に囲まれ貧しいながらも平穏な生活を営んでいた。

 武士のならいで仇討ちをしなくてはならないけど、十兵衛を憎む気持ちも起こらない宗左衛門は・・・。

 
 岡田准一ならもっと凛々しい武士役でもおかしくないと思いますが、この作品ではちょっと頼りなげな役で、それが中々良かったです。逃げ足が早いのが笑えました。

 宮沢りえも良いですね。たそがれ清兵衛の時とはまた違った感じで、案外とこの人は時代劇が似合うんですね。


 全体的に真面目な部分とユーモアが適度に混じった人情時代劇で、出演者も達者な人が多くて、時代考証とかを考えずに楽しめる作品だと思います。面白かったですね。




映画「花よりもなほ」