2017年1月21日土曜日

ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」

 赤坂ACTシアターに東宝のミュージカル「ロミオ&ジュリエット」を観に行きました。

 シェイクスピアの原作を元にした、ジェラール・プレスギュルヴィック作、小池修一郎潤色・演出のミュージカルというのは、以前宝塚歌劇で公演された作品とほぼ同じという事でしょうけど、作品の舞台を現代に移しているようです。

 主役のロミオとジュリエットはダブルキャストですが、今回はロミオが大野拓朗、ジュリエットは乃木坂46の生田絵梨花が演じていました。

 通常はこういうミュージカルの客は女性が大半なのですが、乃木坂46の生田絵梨花がジュリエットと言うことが関係しているのか、今日の客層は比較的若い男性が普段よりも多かったような印象です。


 宝塚との比較では、やっぱり男性が出演している舞台ということで力強さがあります。ダンスとかにも切れがあり迫力があります。

 出演者は誰もが歌も踊りも上手でレベルが高い。宝塚の場合はどうしてもムラがあります。

 但し、宝塚のほうが舞台が広くて、生オケの良さがあって、どことなく華やかです。私は今日の作品の方が良いように思いましたが、家内はやはり宝塚のほうが良いという意見です。この辺りは好みの問題ですかね・・・。

 しかしこのミュージカルは何だかあまりロマンチックじゃありませんね。

 ロミオとジュリエットの悲恋よりも、キャピュレット家とモンタギュー家の争いの方が主題になっていて、ロミオとジュリエットがどんな風に恋に落ちて、どんな風に苦悩するのかという物語にはなっていないように感じました。

 また舞台が現代(もしくは仮定の時代)で携帯電話を持っている設定になっていますが、素直に原作と同じ中世イタリアにした方が良かったように思います。





2017年1月15日日曜日

宝塚花組公演「雪華抄/金色の砂漠」

 東京宝塚劇場に宝塚花組公演「雪華抄/金色の砂漠」を観に行きました。

 「雪華抄」は華やかな和風のショーで、東京で新春最初の宝塚観劇というのにはピッタリの舞台です。関西では年末に披露されていると言うので、必ずしも新春用というわけではないのかもしれませんが、個人的にはそんな風に受け止めてしまいます。

 暗い中で照明が点くとパァっと鮮やかな舞台が現れるのは、なかなか見事なものです。

 「金色の砂漠」は砂漠の中にある王国の王女と奴隷との禁じられた恋を描いたミュージカルで、どこかで聞いたことがあるような物語です。

 観るまでは、どこかの旅の王子が捕らえられて奴隷になったのかと思っていましたが、この王国では王家の血を引く娘には男の、息子には女の奴隷をお付きの奴隷とする慣習があり・・・という設定になっていて、王女と生まれながらの奴隷との恋?ここが少々不自然な物語になっているような気がします。

 宝塚オリジナルの物語らしい設定ですけど、主人公二人の性格も含め、あまり感情移入がしずらいお話でしたね。






2017年1月14日土曜日

エリザベート TAKARAZUKA20周年 スペシャル・ガラ・コンサート

 渋谷のBunkamuraオーチャードホールに「エリザベート TAKARAZUKA20周年 スペシャル・ガラ・コンサート」を観に行きました。

 出演者は以下の通りです。





 ガラ・コンサートは初めて行きましたけど、もっと普通の格好をして歌うような舞台かと思いましたが、今日観たのは「フルコスチューム・バージョン」とかで、出演者は宝塚歌劇版エリザベートの舞台衣装を着て登場します。

 主役の黄泉の帝王・死神トートは瀬奈じゅん、オーストリア皇后エリザベートは専科の男役・凪七瑠海です。


 舞台衣装を着ているので、ミュージカルのエリザベートを観劇しているような錯覚を受けやすいのですが、あくまでもコンサートということで、歌が主役になるんだろうと思いますけど、その割には歌が上手な人が少なかった印象があって残念。

 但し宝塚のこういう舞台は上手・下手はどうでも良くて、出演者も観客も同じ感性で同じように楽しむ仲間という雰囲気が強いので、例えば久しぶりに瀬奈じゅんを観たけど、やっぱり良いわぁ~という感じなんでしょうね。

 私はその域には達していませんが、エリザベート自体は何度も観劇しているし、曲も良い曲が多いので、なかなか良かったと思います。

 瀬奈じゅんが最後の挨拶で、曲の歌い出しのタイミングを間違えたところがあったけど、オーケストラがカバーしてくれて助かったと素直に感謝していましたが、こういう風に言えるような雰囲気がアットホームというか宝塚的なんでしょうね。


2017年1月9日月曜日

大相撲一月場所2日目 御嶽海が日馬富士から金星で座布団が飛ぶ

 家内と二人、両国国技館に大相撲初場所の観戦に行きました。

 昨年、生まれて初めて大相撲の地方巡業を見に行きましたが、本日ついに本場所にも行ったわけですね。

 席は2階席でしたが、良く見えたし、TVで見ていると長く感じるあの間合いも、直接見ていると短く感じます。取り組みも迫力があって面白かったです。


 国技館には昼前に入りました。

客席もまだまばらですが力士たちは一所懸命です。


 序の口や三段目の取り組みは始まっていますけど、まだ観客席はまばらです。私たちもまず国技館名物のちゃんこを食べようと、ちゃんこを待つ列に並びました。

 ちゃんこは地下1階の大広間に専用の会場が設置されていて、そこで頂くようですが、既にそこそこの列が出来ていました。

ちゃんこを頂く大広間。結婚式の会場みたいでゆったりしている。


 本日のちゃんこは、出羽海部屋のちゃんこで味噌味、一杯300円ですが、具沢山でお肉も野菜もたっぷりで味も良い。

出羽海部屋の味噌ちゃんこ。美味しかった。



 最初にお金を払って割り箸を貰って、配膳のところで容器に入ったちゃんこを受け取って、案内に従って席に着くので、バタバタせずに手際が良い感じです。更にちゃんこだけを頂きますから、それほど時間がかからないし、列を作っていても回転が早いですね。

 ちゃんこを食べてから、焼き鳥やら肉まんやらホットドッグやらお稲荷さんなどを食べて、結構お腹がいっぱいになります。飲み物は自販機があり、どの品物も基本は210円みたい。出来ればお茶くらいは持っていった方が良いかも・・・。

 椅子席の座席は少し狭い。まぁ枡席があの狭さだから、椅子席だって広いはずはないですけどね。

 お客さんは幕内力士の取り組みが始める3時頃に来る感じで、それまではあまりいないし、席も空いているので、食事も座席で三段目の取り組みを見ながら旅行気分で食べました。

 しかし座席に簡易テーブルみたいなものがついているのですけど、穴は空いているけどペットボトル・ホルダーにはならず、油断していると落ちてしまう。足元に落ちれば良いのですが、前の座席の間に落ちると拾うのが大変です。贅沢な事を言って申し訳ないですけどね。

 食事を終えたら、力士の入り待ちをしたり、国技館の中をブラブラしたり、ソフトクリームを食べたりしているうちに十両の土俵入りがあり、十両の取り組みがあって、4時近くになると中入りとなり、いよいよ幕内力士の土俵入りと横綱の土俵入りとなります。

幕内力士の土俵入り


 相撲も番付が上がるごとにお客さんの声援も多くなっていくし、やっぱり生で見ると迫力も違う。土俵際で粘って逆転勝利したり、投げたり転がしたりすると歓声が上がるし、何だかテンションが上がります。

 観客に外人さんが多くて、私たちの前の席も外人さんでしたが、そういう相撲は外人さんも喜んで拍手していました。

 本日一番盛り上がったのは、結びの一番で前頭一枚目の御嶽海が横綱日馬富士を果敢に攻めて、金星をあげた一番です。座布団が飛ぶのをリアルに見れて、貴重な経験でした。

 取り組みの前に、座布団やモノを投げないで下さいと何度も放送していましたから危ないんでしょうけど、横綱戦でああいう相撲を見ると、投げたくなる気持ちも分からないではないね。

 いやぁ~、子供の頃は相撲などに興味はありませんでしたが、案外と面白かったですね。また行くかもしれないな。


2017年1月7日土曜日

宝塚星組公演「オーム・シャンティ・オーム」

 東京国際フォーラムに宝塚星組公演「オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-」を観に行きました。

 マサラ・ミュージカルと銘打って、宝塚歌劇がインド映画の原作をミュージカルに仕上げたユニークな舞台でした。

 地縁・血縁がないと中々良い配役に恵まれないインドの映画界で脇役に甘んじている若手俳優オーム(紅ゆずる)は、人気女優のシャンティ(綺咲愛里)に恋をしている。

 シャンティが主演する映画で火災が発生し、脇役としてその場にいたオームは身の危険を顧みずにシャンティを救ったことで彼女と親しくなるが、実はシャンティは、豪腕の若手プロデューサー・ムケーシュ(礼真琴)と密かに結婚していて、妊娠までしていた。

 しかし上昇志向の強いムケーシュは、撮影所所長のミッタルの娘との結婚を画策し、シャンティとの仲を清算したいと考えて・・・。


 ユーモラスで明るい場面と、妙にシリアスな場面が出てくるところが、インド映画の雰囲気をよく表していて、更にはキチンとハッピー・エンドで終わらせるというのもインド映画風で楽しいと思います。

 トップ・コンビの歌唱力が、然程でもないところは残念でしたが、宝塚ミュージカルにうまく纏めていたように思います。

 観る前は合わないんじゃないかと思っていましたが、そんな事はなかった。

 意外と面白い作品でした。